パンデミックの最中でも歯科治療は遅らせないで
2020年9月7日 - 専門家によるとコロナウイルスのパンデミック中に歯科医を訪問してもリスクはほとんどありません。
歯科医は患者を保護するための対策を講じていますが、一部の人々は依然として歯科治療を受けることには消極的だと、ニュージャージーにあるラトガース大学歯学部の学部長であるセシル・フェルドマン博士は述べています。
米国疾病対策センターは6月に再開するためのガイドラインを発行し、アメリカ歯科医師会は定期的な歯科受診を奨励しており、世界保健機関(WHO)は『集中的に管理されていない地域感染』があるホットスポットを除いて、日常的なケアの継続を推奨しているとフェルドマン博士は述べました。
人々が歯科の訪問を続けることは重要だと彼女は付け加えました。
「未治療の歯の病気は悪化するばかりです。また、口腔内の健康と全身の健康の間には関連があることはわかっています。たとえば、歯周病の悪化は心臓病に関連しています。」
とフェルトマン博士は述べました。
彼女によると、歯科治療での通院中に新型コロナウイルスに感染した患者の記録された症例は確認されていません。
「特に過去35年間、歯科医はPPE(personal protective equipment, 個人用保護具)を使用し、オフィスと歯科用器具を清潔に保つことの重要性について知っていました。1980年代、HIV / AIDS危機の前は、歯科医は手袋、マスク、手術用ガウン、眼の保護具を着用していませんでした。
COVIDの状況下では、さらに詳しい情報が得られれば、追加の予防策が必要かどうかを判断できるようになります。」
とフェルトマン博士は述べました。
彼女は、米国歯科医師会ガイドラインに従って、次のように述べました。
「歯科学校での患者は予約の前夜と当日の両方で症状がスクリーニングされ、歯科医院では、建物に入る際に、患者はフェイスカバーを着用する必要があります。
治療を行う側は、ガウン、手袋、フェイスシールド、ヘッドカバー、手術用ガウン、N95マスクを着用する必要があります。」
【以下のリンクより引用】
Don't Delay Dental Visits During Pandemic
Healthday