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JapanRx / ビタミンDサプリで風邪やインフルエンザ予防

ビタミンDサプリで風邪やインフルエンザ予防

イギリス医師会の医学系雑誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルが発表した調査によると、ビタミンDサプリメントを摂取することで、風邪やその他感染症にかかるリスクが軽減されるといいます。

ロンドン大学クイーン・メアリーの研究者らは、世界中の約11,000人の患者に関するデータを調べました。
彼らはこの調査で、毎年約300,000人の入院につながる感染症グループである気管支炎や肺炎、風邪などの急性呼吸器疾患に対するビタミンD摂取の影響を調べました。

結果、ビタミンDサプリメントを毎日摂ることで、急性気道感染症の発症率を12%、元々のビタミン値が最も低かった対象者では50%減少できることを見出しました。

絶対数では、少なくとも1回急性気道感染症を発症した人の割合は、42%から40%に減少しました。

研究者らは、ビタミンDの摂取と呼吸器感染症の関連付けに失敗した以前の研究は、現在では効果が無いと考えられている月に1回の服用を採用していたため、決定的ではないと述べています。

本研究の筆頭執筆者であるAdrian Martineau教授は、次のように述べています。
「この大規模な共同研究では、ビタミンDには本当に呼吸器感染症予防作用があるという決定的な証拠が初めて生み出されました。」

「私たちの研究はこのビタミンDの新しい効果を実証したことで、深刻なビタミンD欠乏症が蔓延するイギリスのような国において、食品を用いたビタミンD値改善法を導入できる可能性を示しています。」

ビタミンDは主に皮膚が日光を浴びることで摂取されますが、脂肪の多い魚や栄養素が強化された乳製品といったいくつかの食品からも得ることができます。

出典:2017年2月16日更新 Health Spectator UK 『Evidence suggests vitamin D pills help against colds and flu』(2019年5月7日に利用)
https://health.spectator.co.uk/robust-evidence-is-in-vitamin-d-pills-protect-against-colds-and-flu/