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ビタミンDは動物の結核の拡散を抑制

9月28日(UPI)イギリスサリー州 - ビタミンDはヒトにおける結核の重症度を軽減することが知られいますが、動物で研究されたことはありませんでした。
新しい研究によればビタミンDが結核に感染した動物にも同様のプラスの効果を持っている可能性を示唆しています。

牛の結核は世界において、特に南ヨーロッパにおいての、牧場主や他の畜産農家にとっては問題です。
牛は感染した野生動物との密接な接触から病気に感染します。そして、イノシシやアカシカが結核を広めることが知られています。
 
サリー大学の研究者チームは、スペインで結核に感染した家畜の群れを保護するためにビタミンDを使用して実験を行いました。

対照群は通常の飼料を摂取しながら、科学者たちによりビタミンDを牛の餌に混ぜて補いました。
結核に感染していた牛の中で、血液中のビタミンDがより高い濃度を有していた場合、その症状は少ないとされています。研究者はビタミンDと結核の発症率の減少の相関関係を発見しました 。

「我々は世界的に動物にとって大きな問題である、結核の根絶については、複雑なプロセスですが、栄養因子は予防措置として重要な役割を果たすことができます。」とサリーでの獣医学の科学者である、F.ハビエルサルジェロ氏は述べていることをニュースリリースは報告しています。

この研究のポイントは、ビタミンDで動物の食事を補足することは結核を減らすのに非常に費用対効果の高いアプローチであるということです。
科学者たちは獣医学ジャーナル研究に彼らの新たな知見を発表しました。

記事元:
http://www.upi.com/Science_News/2016/09/28/Vitamin-D-to-curb-spread-of-tuberculosis-among-animals/4191475081053/