フランスの研究者がCOVID-19 薬物試験の成功を投稿

フランスの有名な研究教授が、COVID-19の新しい治療法の成功した結果を報告しました。

初期のテストでは、わずか6日でウイルスの伝染を阻止できることが示唆されました。

3月16日、マルセイユにある感染症専門病院のl'Institut Hospitalo-Universitaire（IHU）のディディエ・ラウルト教授らは、この試験について説明するビデオを公開しました。

ラウルト教授は感染症の専門家でIHUの責任者ですが、COVID-19の可能な治療法を研究するためにフランス政府に任命されました。

彼は、薬物クロロキンで治療した最初のCOVID-19の患者は、迅速かつ効果的な速さでの治癒プロセスが確認され、感染状態である時間が急速に減少したと述べました。

クロロキンは、通常、主にマラリアの予防と治療に使用されます、この薬剤は指定ブランド薬のプラケニルで投与されました。

この治療は、自主的にこのプロセスのために病院に入院した、フランス南東部で最初に感染した24人の患者に提供されました。

患者は1日あたり600mcgを10日間投与されました。

薬物は他の薬物と相互作用し、場合によっては重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、経過は厳密に監視されました。

ラウルト教授は次のように述べています。

「治療を受けることに同意した全ての人、このプロトコルの二つの町、ニースとアヴィニョンに住む未治療の感染患者のほぼ全員に治療が行われました。」

「プラケニル（ヒドロキシクロロキンを含む薬剤）が投与されなかった患者では6日後もまだ感染状態であることが確認されましたが、プラケニルを投与した患者では、6日後に感染状態と確認されたのは彼らの25％のみでした。」

クロロキンリン酸とヒドロキシクロロキンは、現在進行中のCOVID-19臨床試験で、中国のコロナウイルス患者の治療に使用されています。

通常、HIVの治療に使用される米国の抗ウイルス薬であるカレトラは、Covid-19との戦いで試験が行われている別の薬剤です。

米国の学術研究に一致

3月13日金曜日に米国の科学研究者によって発表された新しい学術研究では、クロロキンが効果的な治療法であり、フランスの調査結果と一致すると思われるとも述べています。

「クロロキン（錠剤）の使用は、回復までの時間の短縮や入院期間の短縮など、コロナウイルスに感染した人において好ましい結果を示しています。」

「研究により、クロロキンは、実験室ではコロナウイルスに対する対策（予防）としても強力な可能性を秘めている一方で、ワクチンの開発が待たれます。

「クロロキンは安価で世界的に入手可能な薬剤であり、1945年以来マラリア、自己免疫、その他のさまざまな病気に対して人間に広く使用されてきました。」

「妊娠中の女性や授乳中の母親も安全に摂取することができます。また、重大で有害な副作用もなく、マラリア、アメーバ症、HIV、自己免疫疾患などの病気の治療に広く使用されています。」

世界中の研究者は、COVID-19に対するワクチンの開発に取り組んでいます。

これまでのところ、世界保健機関（WHO）も、どこの国でもCOVID-19に対する治療方法を公式には発表していませんが、中国と韓国においては、ガイドラインですでに「効果的な治療薬」としてクロロキンの使用を概説していると、この研究報告では述べています。

フランス政府は、ウイルスの拡散を防ぐための健康に関するアドバイスを発行しています。

そのアドバイスには以下が含まれます。

自分が病気だと思われる場合は、他の人に感染する可能性があるため、病院に行ったり、地元の医院へ行かないでください。その代わりに地元の病院へ電話を入れ、発熱がある場合は、パラセタモールを服用してください。

イブプロフェンやコルチゾンなどの抗炎症薬を服用しないでください。

なぜならCOVID-19の症状が実際に悪化する可能性があるためです。

中国（中国本土、香港、マカオ）、シンガポール、韓国、イラン、またはイタリアのロンバルディア地方およびヴェネト地方などリスクの高い地域から帰国し、帰国後14日以内に発熱、咳、呼吸困難などの呼吸器感染症の症状が現れたら、地元の医院に電話で相談してください。

【以下のリンクより引用】

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