プロゲステロンサプリメントで初めてキリンが妊娠:カルガリー動物園
カルガリー動物園には、10月に新しい住民がやってくる可能性があります。
この動物園では、今、エマラという8歳のキリンが妊娠していますが、過去に直面していたエマラの妊娠での問題が、動物園の飼育係を警戒させて います。
カルガリー動物園の発表によると、近年、エマラには、晩期流産が2回と、48時間以内に死亡してしまった病気を持って生まれた子供がいます。
「キリンの妊娠問題はまれなので、今回は北米の専門家や動物園と協力して、今度はエマラがお母さんになれるように支援しています。」
と、カルガリー動物園のシニアスタッフで獣医であるダグ・ホワイトサイド博士は述べました。
動物園では、エマラの過去の妊娠ではプロゲステロンのレベルが妊娠が進むにつれて低下していたことがわかっているため、今回の妊娠を支援するため、エマラにプロゲステロンサプリメントを摂取させるることに決めました。
カルガリー動物園によると、サプリメントは妊娠中のキリンを助けるために初めて使用されましたが、人間や家畜で使用されていることもあり、以前に、サイでも問題なく使用されていました。
エマラは10月中旬に出産する予定ですが、動物園の飼育係は、彼女のストレスのない環境を維持し、母乳を生産するのに十分な栄養を与え、 最終的に生まれてくるキリンの赤ちゃんの住まいを準備するためにできるだけのことをしています。
このリリースによると、エマラなどのマサイキリンは絶滅危惧種に分類されます。
これは、違法な狩猟や市民の不安などが煽り、生息地を失った結果、野生キリンの個体数が過去30年間で40%以上減少したためです。
「野生では個体数が減少しているため、カルガリー動物園のような認定動物園では、種生存計画(SSP)の推奨事項を受け、ユニークな遺伝的多様性があり、動物の健康的な管理体制が維持されています。」
「カルガリー動物園チームによって愛され、世話を受けた動物たちは人間による世話が継続され、将来、遺伝的多様性を取り戻し野生に戻る可能性があります。」
【以下のウェブサイトより引用】
Pregnant giraffe at Calgary Zoo first ever on progesterone supplements
DH NEWS