ペットのこの症状に注意!
「口臭がひどい」「運動でぐったり」「よく水を飲む」の背景にある怖い病気とは?
人間と同じようにペットも病気になります。軽い鼻水、目やに、下痢などのよくある症状は時間が経てば治る場合がほとんどです。
怖いのは、何でもないような症状の背景にある重大な疾患です。犬や猫に多く見られ、放置しておくと大変なことになる病気について獣医さんに聞いてみました。次の症状が現れたら要注意です。 *口臭がひどい 「口臭がひどいので連れてきました」といって動物病院を受診する人が多いそうです。ほとんどの場合は歯周病です。人間と同じように、歯に歯石がつき、口の中の環境が悪くなれば動物も歯周病になります。特に犬は歯周病になりやすい傾向があります。一方、虫歯にはなりにくいそうです。
歯周病を放置しておくと、歯を抜かなければならなかったり、顎が弱くなったりします。犬も人間と同じように歯みがきをしてあげるのが理想的です。どのように磨けばよいのか獣医さんのアドバイスを受けると良いでしょう。「毎日の歯みがきはちょっと大変…」という人には、歯を研磨する働きのあるドッグフードもあるのでチェックしておきましょう。
*運動でぐったり 犬を散歩に連れていって、すぐに疲れる、息があがる、というときは心疾患が疑われます。血液には全身に新鮮な酸素を送り込む役割があります。心臓の機能が衰えると、上手く血液を送り出すことができず、これを補うためにますます心臓が酷使されてしまいます。
人間に多い心疾患といえば心筋梗塞ですが、犬の場合はまれです。犬に多いのは、心臓から出る血液の逆流を防ぐ僧房弁などにトラブルが生じる心臓弁膜症という病気。心臓弁膜症は聴診で調べることができます。治療が必要な場合は、血流を緩やかにしたり、心臓の負担を抑える薬が処方されます。「弁形成術」という心臓手術を行うこともあります。 *よく水を飲む 猫に多いのが腎臓の病気です。猫は基本的に水を多量に飲むことはありませんが、腎臓の機能が低下すると尿の量や頻度が増えて、水をたくさん欲しがるようになります。心配なら病院を受診しましょう。動物病院を受診し、腎臓機能の低下が確認されると、腎臓病用の食事に切り替えて治療を開始します。必要に応じて点滴を加えることもあります。 このように、「口臭がひどい」ときは歯周病、「運動でぐったり」するときは心疾患、「よく水を飲む」ときは腎臓病の可能性もあります。いずれも犬、猫の両方に見られますが、歯周病と心疾患は犬に多く、腎臓病は猫に多い傾向があります。
記事元:http://mocosuku.com
人間と同じようにペットも病気になります。軽い鼻水、目やに、下痢などのよくある症状は時間が経てば治る場合がほとんどです。
怖いのは、何でもないような症状の背景にある重大な疾患です。犬や猫に多く見られ、放置しておくと大変なことになる病気について獣医さんに聞いてみました。次の症状が現れたら要注意です。 *口臭がひどい 「口臭がひどいので連れてきました」といって動物病院を受診する人が多いそうです。ほとんどの場合は歯周病です。人間と同じように、歯に歯石がつき、口の中の環境が悪くなれば動物も歯周病になります。特に犬は歯周病になりやすい傾向があります。一方、虫歯にはなりにくいそうです。
歯周病を放置しておくと、歯を抜かなければならなかったり、顎が弱くなったりします。犬も人間と同じように歯みがきをしてあげるのが理想的です。どのように磨けばよいのか獣医さんのアドバイスを受けると良いでしょう。「毎日の歯みがきはちょっと大変…」という人には、歯を研磨する働きのあるドッグフードもあるのでチェックしておきましょう。
*運動でぐったり 犬を散歩に連れていって、すぐに疲れる、息があがる、というときは心疾患が疑われます。血液には全身に新鮮な酸素を送り込む役割があります。心臓の機能が衰えると、上手く血液を送り出すことができず、これを補うためにますます心臓が酷使されてしまいます。
人間に多い心疾患といえば心筋梗塞ですが、犬の場合はまれです。犬に多いのは、心臓から出る血液の逆流を防ぐ僧房弁などにトラブルが生じる心臓弁膜症という病気。心臓弁膜症は聴診で調べることができます。治療が必要な場合は、血流を緩やかにしたり、心臓の負担を抑える薬が処方されます。「弁形成術」という心臓手術を行うこともあります。 *よく水を飲む 猫に多いのが腎臓の病気です。猫は基本的に水を多量に飲むことはありませんが、腎臓の機能が低下すると尿の量や頻度が増えて、水をたくさん欲しがるようになります。心配なら病院を受診しましょう。動物病院を受診し、腎臓機能の低下が確認されると、腎臓病用の食事に切り替えて治療を開始します。必要に応じて点滴を加えることもあります。 このように、「口臭がひどい」ときは歯周病、「運動でぐったり」するときは心疾患、「よく水を飲む」ときは腎臓病の可能性もあります。いずれも犬、猫の両方に見られますが、歯周病と心疾患は犬に多く、腎臓病は猫に多い傾向があります。
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