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マレーシア人医師の減量法

現在のシャリーニ・デヴィ医師を見て、10年前の彼女の体重が118kgもあったとは思わないでしょう。

2010年、シャリーニ医師は2型糖尿病、多嚢胞性卵巣症候群、甲状腺機能低下症の診断を受けました。
2年間投薬を受け、さまざまな食事療法と運動療法を試みましたが、体重を減らすのは困難でした。

「私は、ヨーヨーダイエットをしていました。体重が減っても、元に戻ってしまっていたのです。」と、彼女は当時を振り返ります。

2011年、80%を栄養、20%を運動に比重を置いた独自の健康管理方法を考案したことで、彼女の人生は変わりました。

彼女自身の健康上の懸念に加え、彼女の父に関する懸念もあったことも、ターニングポイントとなった原因の一つでしt。
当時糖尿病を患っていた彼女の父親は、末期腎不全の診断を受けました。

シャリーニ医師の方法は、炭水化物の削減を含んでいませんでした。

「私はお米を食べ、自宅で運動をしながら、毎日炭水化物を楽しんでいました。ずる休みをした日は1日もありませんでした。」と、32歳になったシャリーニ医師は言います。

2015年12月、彼女はさらに14kg(74kgから60kgへ)の減量を達成し、まずは自身の夫から、他の人の減量サポートを開始することに決めました。

「彼の体重は135kgありましたが、6カ月で80kgまで減りました。」と、シャリーニ医師は言います。
彼女は2012年、クラング病院の研修生だった時に配偶者と出会いました。
彼らは2016年末に結婚しました。

シャリーニ医師は自身の母親であり、現在50代のデバキ・デュライシンガムが理想の体重に減量するのをサポートしました。
2010年に彼女の母親は酷い転倒の後に脊髄手術を受け、そのご体重が増えました。

現在シャリーニ博士の体重は57kgであり、8年間の間薬物治療を受けていません。
さらに今年、彼女は妊娠することとなったのです!

「私はとても健康です。」と、夫であり31歳のM・ユベネスワラ氏と共にセランゴール州シャーアラムでクリニックを運営するシャリーニ医師は宣言しました。

減量に成功したことで、彼らはオンライン相談およびパーソナルトレーニングに着手し、11ヵ国
(シンガポール、カナダ、中国、サウジアラビア、インドを含む)からのトレーニング生2000人以上が集まりました。

その後2017年10月、彼らは皆の減量をサポートするためにズンバのクラスを開始することを決めました。
最初は妻と夫で賃貸のスタジオを用いてクラスを運営していましたが、ユベネスワラ氏は2018年末、クリニックをオープンしたことで教えることを辞めました。

彼らの最初のクラスはセランゴール州のコタ・ケムニングで、1回3マレーシアンルピーの費用で開かれました。
これは賃料を支払うための最低限の金額でしたが、フェスティバルや祝日のため参加者が少ない時は、シャリーニ医師が差額を支払うこともありました。

シャリーニ医師の母親もズンバのインストラクターとなり、他のインストラクターと共にクラスの運営をサポートしました。

2015年、彼女の娘がズンバに参加すると、彼女の体重は6カ月以内に96kgから59kgに減りました。

母親だけでなく、シャリーニ医師の父親もズンバのクラスに週2回通っていました。

「彼は10年間透析を受けていました。今年の父の日に彼が無くなった後、さらなる健康促進のため、ズンバのクラス数を増やしました。」と彼女は言いました。

彼女のズンバクラスには子供も無料で参加することができ、シャリーニ医師はこれを若いリーダーの育成機会として利用しています。

「ズンバに参加する子供の中にはインストラクターになるための研修を受け、他の子供の指導を行う者もいます。」と彼女は言い、彼女には7人の若いインストラクターが居ると付け加えました。

出典: 2019年11月5日更新 Asia One『Malaysian doctor devises own successful regime for weight loss』(2019年11月6日に利用)
https://www.asiaone.com/malaysia/malaysian-doctor-devises-own-successful-regime-weight-loss