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ミディアムレアのハンバーガーを食べるべきでない理由

ジューシーでレアな焼き加減のステーキは、料理界において大きな喜びの一つです。
しかし、これがハンバーガーとなると、レアや加熱不足の肉は食中毒の原因となりかねないため、御法度です。

ハンバーガーの肉やその他のひき肉は常にきちんと加熱する必要がある理由は、こうした肉は、ミンチ状になっているためです。
ひき肉を作る過程で、肉の表面に一般的にみられる病原体が拡散し、これがハンバーガーの肉の内側にも広がっている可能性があります。

「通常、病原体は筋肉組織の表面に見られるため、一度肉を焼き始めると、病原体が肉の表面以外の部分にも分散することになります。」と、料理教育協会(Institute of Culinary Education)で講師を務めるTed Siegel氏は言います。

結果として、病原体が肉の表面下、内側に入りこむこととなるのです。

栄養と食事のアカデミー(Academy of Nutrition and Dietetics)によると、ひき肉は安全に食べるためには、ウェルダンな焼き加減の温度である71.77℃以上で加熱する必要があるといいます。

比べてステーキやローストビーフなどは、肉の内部温度が62.78℃に達すれば問題ないため、レアな焼き加減で食べても問題無いとされています。

出典:2019年6月7日更新 Asia One 『Why you should never eat a medium-rare burger』(2019年6月11日に利用)
https://www.asiaone.com/health/why-you-should-never-eat-medium-rare-burger