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レボチロキシン:犬へ使用する場合の用途、用量、副作用

レボチロキシンは、犬の甲状腺機能低下症(甲状腺が代謝を制御するホルモンである十分なチロキシンを産生しない状態)の治療薬に良く使用される有効成分です。 
レボチロキシンは、犬の体が甲状腺に自然に生成するホルモンの合成版です。これは、Thyro-Tabs、ソロキシン、レボクリンなどの商品名で知られる医薬品に含まれています。  

レボチロキシンは、犬への使用がFDA認可されており、獣医処方でのみ入手が可能です。過剰摂取は深刻な副作用を招く可能性があるため、獣医師の指針に必ず従うことが重要です。

犬のレボチロキシンの使用、投与量、副作用について知っておくべきことは次のとおりです。  

使用方法
レボチロキシンは、甲状腺機能低下症または他の甲状腺疾患を有する犬の枯渇したチロキシンホルモンレベルを置き換えるために使用されます。
チロキシンは犬の体内の代謝を調節する重要なホルモンです。 チロキシンレベルが不十分な場合、体は食物をエネルギーに変換することができません。
これは、体重増加、嗜眠、皮膚感染症、健康状態の弱化、過剰な喉の渇きや排尿などの症状を引き起こします。    

使用量
犬に処方されるレボチロキシンの通常の初期投与量は、1日2回与えられる体重10ポンド(4.5kg)ごとに0.1mgです。
薬の形状は、通常、犬へは咀嚼錠剤(チュアブル錠)の形で処方されます。
もし愛犬にレボチロキシンを処方される場合、獣医は、犬の血液検査を行い血液レベルを監視し、ホルモンバランスが適切にとれていることを確認します。
甲状腺機能低下症を有する犬は、生涯レボチロキシンを処方されることが多くあります。
愛犬の症状の変化はすぐには現れないかもしれませんが、獣医師が処方した通りに治療を続けるべきです。 甲状腺機能低下症の症状が改善するには、数週間かかることがあります。  

副作用
良い点は、適切な投薬量で与えられる場合、犬に対するレボチロキシンの既知の副作用がないことです。
しかし、薬の過剰摂取は甲状腺機能低下症の逆を引き起こすことがあります。
これは甲状腺機能亢進症であり、血液中にチロキシンホルモンが多すぎる状態です。

愛犬に次の副作用のいずれかが見られた場合、それは彼らが投薬に苦しんでいることを意味し、投薬量を調整する必要があります。  
  • 食欲の増加
  • 渇きや排尿の増加
  • 熱に対する耐性の低下
  • 興奮性とその他、性格の変化
  • めまい
  • 失神  

過剰摂取の徴候が見られる場合は、すぐに獣医師に連絡してください。
投薬量を減らすことで、さらなる合併症なしに副作用を解消する傾向があります。
レボチロキシンは、妊娠中または授乳中の犬には適していない可能性があります。
獣医師にはまた、あなたの愛犬に持病がある場合はそれを認識している必要があります。
特に心臓病、高血圧、または代謝の変化によって影響を受ける可能性がある他の疾患について伝えて下さい。

特に愛犬が糖尿病やアジソン病の薬を服用している場合は、これらはレボチロキシンとの相互作用が悪く効果が低下することがあります。
他の投薬治療を行っている場合は、必ず獣医師へ知らせて下さい。  
また、すべての医薬品と同様に、アレルギー反応の危険性があり、アナフィラキシーにつながる可能性があります。アレルギー反応の徴候が見られる場合はすぐに獣医に連絡してください。  

【以下のウェブサイトより引用】
https://dogtime.com/dog-health/54725-levothyroxine-dogs-uses-dosage-side-effects