ロスバスタチン、冠動脈プラーク回帰に良好である可能性

（HealthDayニュース） -米国心臓病誌に発表されたメタ分析によると、ロスバスタチンは、冠動脈アテローム硬化性プラークの回帰には、アトルバスタチンよりも効果的であると考えられます。

中国の武漢大学中南病院のチェン チアン博士と博士のグループは、冠状動脈硬化性プラークの復帰のために、適切なスタチンの選択を行うためのメタ分析を行いました。
事前に定義された基準を満たした5つのランダム化試験では、772人のアトルバスタチン群、そして、784人のロスバスタチン群の合計1,556人の参加者で分析されました。

すべて含まれる試験において、ロスバスタチン対アトルバスタチンの用量比は１対２でした。
研究者は、ロスバスタチン投与はさらに、アトルバスタチンと比較して、総アテローム量（P = 0.004）およびパーセントアテロームボリューム（P = 0.03）が減少し、内腔の容積（P = 0.046）でより多くの改善と相関することがわかりました。
サブグループ全体のプラークの比較回帰に差はありませんでした。

「結論として、ロスバスタチンは、冠動脈アテローム性動脈硬化プラークの復帰でアトルバスタチンに優れている。」と著者らは記しています。

（ソース）http://www.renalandurologynews.com/cardiovascular-disease-cvd/rosuvastatin-may-be-better-for-coronary-plaque-regression/article/454900/