中年の糖尿病は認知機能低下リスクを起こすのか
ジョンズ·ホプキンスブルームバーグ·スクールの新しい研究では中年になり発症する糖尿病は20年間にわたり
認知機能低下の進行を早めるとしています。ジョンズホプキンス大学疫学准教授エリザベスセルビン氏が率いる研究チームは医療ジャーナル誌に研究結果を発表しました。研究者らは1987年以来続いていた15792人の中年患者のアテローム性動脈硬化症のリデータを分析しました。1987年から1998年までの間に被験者は3年ごとに合計で4回の検査を受けてもらいました。5回目の検査は2011年から2013年までの間に行いました。1990-1992年、1996-1998年、2011-2013年に3回の分析をし、認知機能の検査を行いました。研究チームは被験者の認知機能低下率、一般人の年齢による認知機能低下を比較しました。
結果は同年代の糖尿病を患っていない人達に比べ、糖尿病を制御していない患者は19%ほど認知機能の低下が多く見られました。つまり糖尿病の被験者は健康な被験者よりも5年ほど認知機能の進んでいたとされます。
また血糖値が通常よりたかい糖尿病予備軍の患者も認知機能低下リスクがみられました。
研究者は認知機能の低下は認知症発症に大きく関わっており、2型糖尿病はアルツハイマー発症リスクを増加させるという研究もあります。
以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/286268.php
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http://www.medicalnewstoday.com/articles/286268.php