中絶は女性の精神的健康に害はないという研究
中絶をした女性の健康状態は、かなり良好であることがわかりました。
中絶を希望する女性について研究したカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らは、中絶を行った女性達は拒否した女性達よりも精神衛生上、問題となるような大きなリスクがなかったことを発見しました。
「JAMA Psychiatry」誌に掲載されたこの研究では、5年間に21の州、956人の女性が中絶を受けた後の精神衛生上の影響を調べました。
この調査では、中絶を拒否された女性は、中絶を求めてから8日後に不安と自尊感情を低下させると報告しています。
ローマ教皇フランシスコは、司祭が中絶した女性を赦免することを認めています。
この研究では「このような初期の苦痛の高まりは、両方のターンオーバーグループで経験した中絶が否定されたことへの反応であり、それと同様に、他の社会的、感情的な課題や、望まない妊娠により中絶が求められています。」
しかし、これらの女性のうつ病のレベルは、中絶を受けた女性のうつ病のレベルと同じでした。
6ヵ月後、不安、自尊感情や、うつ症状は緩和されたか、または安定していました。
多くの州では、中絶前のカウンセリング・セッションの一環として、心理的悪影響の脅威を利用しています。
「女性各自の経験が独特であることを理解することで、女性は中絶や中絶を否定するという反応が異なり、女性の個別のニーズをより良く満たすことができます。」と研究は述べています。
(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/abortion-not-harm-women-mental-health-study-article-1.2911732