今シーズンのインフルエンザの予防法
のどの痛み、頭痛、関節の痛みやしつこい咳など。私たちは皆、風邪をひくとこれらの症状が見られます。
しかし、インフルエンザなどのより深刻なウイルスの場合ではどうでしょうか。
昨年のインフルエンザの流行は10年間で最も長く、21週間続き、3,700万人以上のアメリカ人が感染しました。
アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control, CDC)によると、36,400人〜61,200人がインフルエンザにより死亡したと 推定されています。
また、65万件近くが入院しました。
インフルエンザシーズンでの予防管理に役立つ情報を見てみましょう。
躊躇せず予防接種を受けましょう
インフルエンザの季節は冬から春まで続きます。インフルエンザの予防接種をすぐに受けることは、自分自身や、家族、そして国民を守るための良いステップとなります。
近所でインフルエンザワクチンを受けられる場所は、CDCウェブサイトからFlu Vaccine Finderで見つかります。
インフルエンザに対する予防効果が現れるのは、ワクチン接種後約2週間です。
細菌の拡散を回避しましょう
細菌の拡散を防ぐために、定期的に手を洗い、咳やくしゃみをするときは、口元を隠してください(手のひらは使用せず、肘の内側で覆うように してください)。
くしゃみをすると、100,000個のウイルス粒子が空気中に放出され、200フィート(約60メートル)も飛散します。
症状が出ていますか?確認しましょう
インフルエンザの予防接種を受けた後でもインフルエンザにかかっている可能性があると思われる場合は、医師に連絡してください。町医者や緊急医療機関のどちらへ行くかなどを想定してください。
ウイルス性疾患の治療は、まずは休息し、よく水分を摂取し、アセトアミノフェンやアスピリンを服用することから始まりますが、子供にはアスピリンを投与すべきではありません。
症状が重い人やインフルエンザ合併症のリスクが高い人は、タミフルという商品名で一般的に知られているオセルタミビルなどの抗ウイルス薬で治療することができます。
抗ウイルス薬は医師の判断により処方されます。
病気になったら家で休む
風邪を疑ったとしても、他の人に感染するのを防ぐために外へ出ないで下さい。
ほとんどの健康な成人であれば、症状が現れる1日前から罹患しそれから最大で7日後まで他人に感染させてしまう可能性があります。
自分の危険度を知る
インフルエンザは、子供やお年寄り、または別の病状がある人にとって最大の懸念となります。
危険がある人は、症状が出始めたら対策を講じるためにするべき手順を以下に示します。
・ 妊娠中の女性は、産科医に連絡して症状を報告する必要があります。
・ 糖尿病患者で、特に血糖値の制御が困難である、インスリンを使用している人は、インフルエンザの初期症状が出たら医師に連絡する必要があります。
・ 免疫システムが低下している人はインフルエンザの症状について医師に細かに伝える必要があります。
・ 特に慢性喘息や心不全のある人、息切れが増えている人は緊急医療機関で受診する必要があります。
風邪の症状は、しばしばインフルエンザに似ています。
どんな治療方法を探したらよいか、症状が深刻になる前に、いつ医者にかかるか、もしくは、いつ緊急医療機関で受診したらよいのかについて必ず確認してください。
【以下のリンクより引用】
Alameda Sun