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JapanRx / 低用量のスマトリプタン注射は急性片頭痛治療として有用

低用量のスマトリプタン注射は急性片頭痛治療として有用

サンフランシスコ - 低用量スマトリプタン注射が急性片頭痛の治療に忍容性が高く、安全で、効果的であることを示したRESTOR試験の結果が、
カリフォルニア州サンフランシスコで、昨年開催されたアメリカの頭痛学会の第60回年次科学会議で報告されています。

この無作為化二重盲検プラセボ対照第3相試験では、成人の、前兆を伴う、もしくは前兆のない片頭痛の急性期治療に自動注射器を介して投与する、
3mg の低用量でのスマトリプタン皮下注射DFN-11について調査が行われました。

最初の治療期間では、DFN-11自動注射を受けるグループとプラセボ自動注射を受けグループに適格な被験者を、
ランダムに割り当てることによりDFN-11の有効性を評価しました。

片頭痛発作中の中程度から重度の疼痛レベルの被験者では、治験薬は自己投与され、注射後の疼痛レベルはE-Diaryの特定の時点に記録されました。

注射後の2時間で痛みがなくなるという有用性の評価項目は、DFN-11群はプラセボ群よりも有意に高い結果となりました(51.0%対30.8%)。

DFN-11はプラセボよりも悪心、羞明、そして恐怖感をより多く軽減したことが示されました。

2回目の治療期間では、8週間にわたりDFN-11の安全性と忍容性が評価されました。 注射部位の痛みと腫れが最も一般的な有害事象で、
7人の被験者がこれらの有害事象のために研究から離脱しました。

研究者らは、「DFN-11は偶発性片頭痛の急性治療において効果的で、忍容性が高く、そして安全であることが示された」
と結論付けました。  

【以下のウェブサイトより引用】 
https://www.neurologyadvisor.com/conference-highlights/ahs-2018/low-dose-sumatriptan-injection-effec... treatment/