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JapanRx / 初潮が早いことが年期障害の悪化症状に関連

初潮が早いことが年期障害の悪化症状に関連

2020年8月6日 - 研究によると、初潮が早かった女性は、更年期中に、ほてりや寝汗をより起こしやすいようです。

「早期に月経が始まった女性は、ほてり(ホットフラッシュ)と寝汗の両方を経験する人が多いことがわかりました。」

と、オーストラリアのクイーンズランド大学のニュースリリースの中で研究著者のチョン・シンファン氏は述べました。

チョン氏は公衆衛生学部に所属しています。

この研究において、研究者らは米国、英国、オーストラリア全体で18,000人を超える中年女性のデータを分析しました。

研究者らは、14歳以上で最初の月経があった人と比較して、11歳以下で月経が始まった人のほうが、ほてりや寝汗を頻繁に起こす可能性が50%高いことを発見しました。

チョン氏は、初潮が早かったことが、2型糖尿病や心臓病など、後年の特定の健康問題と関連があると指摘しています。

この研究は、リプロダクティブヘルスおよび慢性疾患事象へのライフコースアプローチ(InterLACE)として知られる国際協力の一環として実施されました。

InterLACEのプロジェクトリーダーである、ギータ・ミシュラ氏によると、肥満は研究結果の重要な要素であるようです。

「早期に初潮を経験し、中年期に過体重または肥満であった女性は、14歳以上で初潮を経験し、正常な体重であった女性と比較して、頻繁にほてりや寝汗のリスクが2倍高いことがわかりました。」

「これらの調査結果は、初潮が早かった女性に健康増進プログラム、特に成人期の体重管理を行うことを奨励しています。」

とミシュラ氏は結論付けました。

 

この研究は、7月22日に産科産婦人科の国際ジャーナルであるBJOGに掲載されました。

 

 

 

【以下のリンクより引用】

Early Periods Tied to Worse Menopause Symptoms

Healthday