厄介な夏の体重増加を防ぐ方法
2019年5月27日 (HealthDay News) - メモリアルデー(アメリカ・戦没将兵追悼記念日)は夏休みシーズンの始まりを意味します。
それは、ポテトサラダやアイスクリームをたくさん食べる季節、そしてもし注意していなければ、望ましくない体重の増加に繋がってしまいます。
しかし、体重の増加は避けることができます。研究者らは、毎日、体重計に乗るだけでよいと示唆しています。
新しい研究には、アメリカの111人の成人が含まれ、2017年11月中旬から2018年1月上旬まで、毎日、体重を測定し、そのフィードバックが行われました。
研究の参加者は、その年の年末のホリデーシーズン中でも体重を維持するか、または体重を減らすことができました。
肥満ジャーナル(The journal Obesity)誌の6月号に掲載される研究によると、毎日の自己体重測定を行わなかった成人の「対照群」では
体重が増加しました。
毎日体重を測定していた彼らは、体重の維持に努めるように言われたこと以外に、その目的を達成する方法についての
指示を受けませんでした。
それは彼らが彼ら自身のために体重を管理する方法を自分自身で決めなければならなかったことを意味しました。
研究筆者であるジェイミー・クーパー博士は次のように述べました。
「体重が増えた翌日には、もう少し運動するか、より慎重に食事を摂取していたことがうかがわれます。」
「被験者は自分たちの行動をどのように変えるのかということを自分で選択しています。
薬などによる介入は万能ではないことがわかっているので、効果的になる可能性があります。」
クーパー博士は米国ジョージア州アセンズにあるジョージア大学の食物栄養学部の准教授です。
研究の共著者である心理学者のミシェル・ヴァンデレン博士によると、
研究の知見は、『自己規制の食い違い理論』として知られるものを支持しています。
「人々は現在の自分と、彼らの基準や目標との間の矛盾や違いについては本当に敏感です。」
とヴァンデレン博士はニュースリリースで述べました。
「彼らがその矛盾に気づいたとき、それは行動の変化につながる傾向があります。
毎日自分で行う体重測定は本当に明確な方法で、
その人々のために行うことなのです。」
他の研究では、休暇中に増えてしまった体重が落とせず、結果として体重が増加したままだといった状況が示されていると
クーパー博士は述べています。
太り過ぎや肥満の人々は、ホリデーシーズン中に最も太りやすい傾向があります。
「おそらく、年に2度の長い休暇中が恐らく体重の増加が見られる可能性が最も高いです。」
とクーパー博士は述べています。
「休暇は、実際、人によっては長期的な健康に大きな影響を与える可能性があるものなのです。」
【以下のウェブサイトより引用】