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咳のエチケットが非常に重要である理由

良い衛生エチケットの実践に最適な時があるとすれば、今でしょう。

風邪やインフルエンザが流行する季節になり、人々の警戒心は高まっています。
さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)は、普段落ち着いた人も冷静さを失う程の脅威となっています。

しかし、自身の症状を管理しながら周りの人の感染も防ぐことができる、礼儀正しく、思慮深く、安全は方法がありますので、安心して下さい。

人前で咳やくしゃみをする時に知っておくべきことは、以下の通りです。


<他人の感染を防ぐ方法>

公共の場、特に救急救命室の待合室などの医療機関で咳やくしゃみをする時は、マスクの着用を求められる可能性があります。
これは自分自身を含む皆の安全のためなので、着用を求められても、気を悪くしないようにしましょう。

マスクを着用していない場合は、以下のガイドラインに従って下さい。

  • 咳やくしゃみをする度に、ティッシュで口や鼻を覆う(ティッシュが無い場合は肘で覆う。手で覆ったり、覆わずに咳やくしゃみをしてはいけません。)
  • 咳やくしゃみをする際は、必ず人から顔を背ける
  • 使用済みのティッシュは直ちにゴミ箱へ捨てる
  • 咳やくしゃみをした後は、石鹸と水で手を洗うか、最低60~95%のアルコールが含まれたハンドサニタイザーを使用する

「空気中に咳をすると、細菌は実際、自分の3~6フィート(約0.9~1.8メートル)も先にまで飛び散ります。」と、感染症専門家のフランク・エスパー医師は説明します。
「また、咳を手で覆うと、何かしらの物に触れた際、細菌を拡大させる可能性があります。」

深刻な呼吸器ウイルスは一般的に、汚れた手や、汚れた物を触れた後に顔を触ることで拡大します。
そのため、手洗いの他、咳やくしゃみを必ず覆うことが非常に重要です。

体調が悪い時のその他の衛生エチケットには、次のようなものがあります。

  • 頻繁に手を洗う(1日複数回)
  • 口や鼻、目、耳を触らない。触った場合は直ちに手を洗う。
  • 咳をした際の飛沫が付着した、もしくは汚れた手で触れた可能性のある物の表面を消毒する
  • 体調の悪い時は握手やキス、ハグを控える
  • 身の回りの健康な人、特に免疫系の弱い人や、心臓もしくは肺に障害のある人と距離を取る

そして、気分が優れない時は自宅に居ましょう。(子供の場合は、学校に行かせないようにしましょう。)
自宅で休息していれば、それで役目は終わりです。
細菌を公共の場に持ち込んではいけません。


<体調が悪い気がするものの、何をすれば良いか分からない?>

特に最近既に体調の悪い人と接触した場合、症状がはっきりしなくても、用心するにこしたことはありません。
学校や仕事へ行かず自宅で待機し、事前に病院に連絡して予約を取りましょう。

インフルエンザの症状には以下のようなものがあります。

  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 体の痛みや寒気
  • 呼吸困難
  • 鼻水や鼻詰まり
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 場合により、下痢や嘔吐

出典 2020年3月6日更新 health essentials『Cough Etiquette: Why It’s So Important』(2020年3月10日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/cough-etiquette-why-its-so-important/