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子宮摘出術がうつ病、不安障害に関連

2019年9月17日(HealthDay News)- 子宮摘出術は心にも傷を負う体験になる可能性がありますが、新しい研究により、長期的なうつ病や不安障害のリスクも増加する可能性が示されています。

ミネソタ州ロチェスターのメイヨー・クリニックの産婦人科医であるシャノン・ラフリン・トマソ博士は、次のように述べました。

「私たちの研究は、子宮を取り除くことは以前考えられていたよりも身体的および精神的健康に大きな影響を及ぼす可能性があることを示して     います。」

「若年で子宮摘出術を受ける女性もいるため、治療に関連した数年後のリスク知ることが重要です。」

彼女と彼女の同僚は、子宮は摘出されたが卵巣は摘出されなかった約2,100人の女性の健康記録をレビューしました。

彼らは、30年間でうつ病のリスクが約7%増加し、不安障害のリスクが5%増加したことを発見しました。

研究によると18歳から35歳の間に子宮摘出術を受けた女性がうつ病のリスクが最も高い(12%)結果となりました。

この研究は、最近Menopause誌に掲載されました。

良性の婦人科系疾患の女性に対する子宮摘出術の代替治療法がいくつかあることをラフリン・トマソ博士は指摘しました。

「これらの選択肢は、特に若い年齢で、子宮摘出術へ進む前に試されるべきです。」

と彼女は言います。

同じ雑誌に掲載された2回目のメイヨークリニックの研究では、子宮摘出時に両方の卵巣が癌の徴候がないのに切除された1,653人の閉経前の   女性は既に、気分障害、不安障害、または他の精神障害を発症している可能性が高いことがわかりました。

ほとんどの女性は卵巣または乳がんの予防または癌を最小化するために卵巣を摘出しました。

「卵巣摘出の有無にかかわらず、子宮摘出術を実施するという決定が心理的状態には重要な役割を果たした可能性があると言えます。」

と、神経学者および疫学者であるウォルター・ロッカ博士は述べました。

 

「子宮摘出術を過去に行ったことで影響を受けた可能性のある精神状態を理解することは、将来、より保守的な治療方法を開発するためには     重要です。」

 

【以下のウェブサイトより引用】

Hysterectomy Tied to Depression, Anxiety

Health Day