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完璧な歯は完璧な人生を保証しない

2019年6月18日火曜日(HealthDay News) -
たとえ微笑みが魅力的になったとしても、歯の矯正により、突然、自分に自信が持てるようになるわけではないと
オーストラリアの研究者は言います。

彼らはオーストラリアに住む13歳から30歳までの約500人の若者を追跡し、そういった結論に達しました。

研究の参加者の3分の1以上が1988年から2006年の間に歯科矯正を行いました。
目的は、「歯並びの良さの幸福に対する効果」を測定するためで、研究者らはこれらの人々がどのように新しい事、難しい挑戦、
または逆境に対処したかについて調査を行いました。

また、彼らが自分たちの健康についてどのくらい気にかけているか、家族や友人からどれだけの援助を受けているか、
そして彼らの性格の楽観度についても調べました。

「歯列矯正治療を受けていない人の方が、心理社会的スコアがより高いという傾向がありました。つまり、矯正器具を装着していなかった人は、
装着していた人よりもはるかに楽観的だったのです。」
と研究著者で、オーストラリア・アデレード大学歯学部の歯列矯正学の講師である、エスマ・ドグラマチ博士は述べました。

「歯列矯正治療をしなかった人も、治療を行った人と同じように、歯並びが悪かったり曲がった歯の持ち主でした。」
とドグラマチ博士は大学のニュースリリースで述べました。

彼女は、この発見は一般的な信念に反すると言います。
「多くの人々は、歯並びを矯正すれば、自分自身についてもっと前向きになり、社会的にも、その後の人生はうまくいくだろうと信じています。」
「この研究では、他の要因が成人としての心理社会的機能の予測において役割を果たし、
若者が行う歯並びの矯正はそのひとつではなかったことを確認しました。」

そうはいっても、お口の健康をおろそかにしてはいけないことを研究は示唆しています。

少なくとも1日に2回、歯磨きを行い、定期的に歯科へ行くという行為は、社会性がより高いことに関連しているのですから。

【以下のウェブサイトより引用】
https://consumer.healthday.com/kids-health-information-23/adolescents-and-teen-health-news-719/perfe...