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富士フイルムCOVID-19の医薬品研究が6月には明らかに。迅速な承認の期待が高まる

(ロイター東京)- 富士フイルムホールディングス(4901.T)は、アビガンに関する研究を6月まで継続することを日本政府は火曜日発表しました。

薬剤は今月COVID-19治療薬として承認されることへの期待が打ち出されました。安倍首相は、有効性と安全性が確認できれば、5月に承認されることを期待していると述べました。

菅官房長官は、定期会見で質問された際に、アビガンについて、「来月以降も調査を継続し、承認申請があった場合は、速やかに検討する。」と説明しました。

菅氏は、コロナウイルスワクチンの治験は早ければ7月から始まる可能性があり、大阪大学とバイオ医薬品会社であるアンジェス株式会社(AnGes Inc(4563.T))により開発された候補薬に期待を高めています。

共同通信は月曜日の終わりに、政府がアビガンについて5月のタイムラインはあきらめたと報じました。

先週、通信社は、中間研究がCOVID-19症例における薬剤の有効性の明確な証拠を示さなかったと報じています。

「現在進行中の臨床試験を継続する一方で、富士フイルムは規制当局と緊密に連絡を取り合い、可能な限り、早いタイミングでの承認申請に向けて取り組みます。」

と富士フイルムの広報は火曜日に述べました。

5月22日の決算説明会で、富士フイルム上級副社長の岡田純治氏は、アビガンがいつ承認されるかについてのコメントを避けました。

アビガンは、世界中で少なくとも16件の治験対象となっていますが、この薬物が動物実験で先天性欠損症を引き起こすことが示されているという懸念があります。

日本政府は富士フイルムにインフルエンザの緊急治療として2014年に承認されたアビガンの全国の備蓄を3倍にするよう要請し、それに応じて国に寄付することを約束しました。

COVID-19の治療とワクチンに関する数十件の臨床試験が世界中で進行中です。

日経新聞は月曜日、アンジェス社がDNAワクチンの試験を当初予定されていた9月ではなく7月に開始する予定であると報じました。

火曜日の東京のアンジェス株は11%急騰、富士フイルム株は0.6%上昇しました。

 

(以下のリンクより引用)

Fujifilm COVID-19 drug research spills into June, dashing hopes of quick approval

Reuters