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JapanRx / 帯状疱疹の予防はプールに限らない

帯状疱疹の予防はプールに限らない

米国疾病対策予防センターによると、米国では成人の3人に1人近くが帯状疱疹にかかり、それは年間、約100万人になります。

帯状疱疹として知られているこのウイルスは、通常は体の片側に現れる水疱で発症すると痛みを伴う発疹を引き起こします。

発疹には、発熱、頭痛、または悪寒が伴うことがあります。

症状は抗ウイルス薬で治療されますが、発症したと思われたらすぐに医師に連絡する必要があります。

「医師からの診断を受けるべきです。」

と、ニュージャージー州を拠点とするリウマチ専門医の、スティーブン・ソロウェイ医師は言います。

「帯状疱疹であれば、バルトレックス(バラシクロビル)が処方されます。」

しかし、ウイルスを伝染させてしまうことを心配する水泳選手にとって、帯状疱疹の診断は何を意味するのでしょうか。

それは、水に浸かることにより自分の水疱を広げたり、水疱瘡にかかったことがない人に水疱瘡を発症させてしまったりといった、水疱からの液体との直接的な接触です。

つまり発疹が水ぶくれになり、乾燥しかさぶたになるまで他人へ感染させてしまうのです。

ほとんどの場合、治癒には7日〜10日かかり、ウイルスが完全になくなるまでには、平均で2週間〜4週間、時間がかかります。

水泳選手は、発疹が水ぶくれの段階にある間は、プールに入るのを控えたいと思うでしょう。それは、風呂や公共のシャワーなど、あらゆる種類の共同プール(共同浴場)に当てはまります。

「水疱が乾いたら泳ぐことができます。」とソロウェイ医師は言います。

感染の予防はプールに限定されるべきではありません。

感染したウイルスが活発である人は、自宅や職場では発疹部分を完全に覆い隠す必要があります。

水疱が黄色がかった色になり、平らになり、液体がにじみ出なくなると発疹は乾きます。

水疱が乾燥すると帯状疱疹は、もう伝染しませんがそれでも目に見える病変はなお防水包帯で覆う必要があります。

最近、感染した人とは、タオルやビート板、またはその他のプールで使用する機材を共有しないでください。

機材を共有しないことは、ウイルスに感染しないための良い対策です。

しかし、帯状疱疹にならないようにするというのが最善の方法です。

「帯状疱疹ワクチンが利用できるようになりました。ウイルスから身を守るためにワクチンを接種することが推奨されます。」

とソロウェイ医師は言います。

帯状疱疹は一般的に健康な人にとっては生命を脅かすものではありませんが、新生児、妊娠中の女性、高齢者、および免疫系が弱い人では帯状疱疹にならないように注意するべきです。

 

【以下のリンクより引用】

When it comes to shingles, precautions shouldn't be limited to the pool

US.Master Swimming