感情的になっている時に運動をすると心臓発作を引き起こす可能性があるという研究
医療機関誌『the journal Circulation』に掲載された最近の研究によると、怒ったり動揺している時に運動をすると心停止のリスクを高める可能性があります。
最近、心臓発作を起こしたという52か国から集められた12500人の男性と女性について、マクマスター大学の研究者チームが、発作を起こす前の物理的および感情的な状態について調査しました。
その前日に、動揺を感じいつもよりハードな運動を行った被験者には心停止のリスクが倍増しました。
しかし年齢、体格、体重、禁煙歴に関係なく、特に、午後6時から午前零時頃まで、感情が高まった状態で余分な身体運動を行うと、前日の3倍以上、心停止のリスクがありました。
心臓疾患がある場合、動脈内のプラークの蓄積などが心臓発作を誘発しえることが理にかなっているように、怒りとともに行う運動は、あなたの心拍数と血圧を上げてしまいます。
しかし、まだジム断ちすると誓うことはありません。研究ではまた、活動的であることがストレスを低下させ、心臓血管の健康を向上させていることを示しています。
この最新の研究では、時々、他のことをするよりも汗を流す方が良いということを示唆しています。
「この研究は、心と体が繋がっているという証拠です。怒っているときは、外に出て薪を割るには良い時間ではないということです。」
アメリカ心臓協会のボランティアで心理学者のバリー・ジェイコブス氏はAP通信に語りました。
そして、研究が実際に「重い身体運動」と「感情的な動揺」が何を意味するか明らかにしなかったことを忘れてはいけません。
2マイルのジョギングは他の何かのためのマラソンとすればあなたにはより激しい物になる可能性があります。
同じことは感情面にも言えます。仕事でついてない日の動揺と末期症状の親の介護のストレスをどのように比較できますか。私達はこの感情の違いを感じます。
ニューヨークの女の子が5㎞のマラソンの代わりに誤ってハーフマラソンを走行します。プラス、スピン教室で怒りを吐き出したのなら健康な人の心臓は停止しません。
この警告は、より心臓疾患を持つ人々向けのものであることを意図しています。
「私たちはストレスを和らげるために運動をしている人を含め、すべての人に定期的な運動をするようにアドバイスしていきます。」と、研究のリーダーである、マクマスター大学のアンドリュー・スミス博士は述べました。
しかし、彼は、もし怒りと感情的な動揺が極限状態となっている時は運動を避ける必要があり、通常の運動メニューを超えないようにせねばならないと警告しました。
(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/emotional-exercising-trigger-heart-attacks-study-article-1.2838771