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JapanRx / 感染症の抗菌治療に関する診療ガイドライン2019

感染症の抗菌治療に関する診療ガイドライン2019

エリスロマイシンによる長期間の低用量での治療は、上気道に通常存在する細菌、また抗生物質に対するそれらの耐性には、僅かな破壊的効果しか及ぼさないということが研究で示唆されています。

咽頭痛の治療


急性の咽頭痛において、低リスク患者にはアセトアミノフェンまたはイブプロフェンの使用が推奨されます。抗生物質の選定は、FeverPAINもしくはCentorスコアに基づいています。高リスク患者には直ちに抗生物質治療を受けるべきです。適切な抗生物質としては、ペニシリンVKやクラリスロマイシン(ペニシリンアレルギーの場合)、妊娠患者の場合にはエリスロマイシンが選択肢に含まれます。

 インフルエンザの管理


感染リスクのある人には、年に1回の予防接種が推奨されます。抗ウイルス薬の選択は、オセルタミビルが第一選択であり、ザナミビルが代替手段として挙げられます。健康な患者には通常、抗ウイルス薬の使用は推奨されません。

猩紅熱の治療


迅速な抗生物質治療が合併症リスクの軽減につながります。ペニシリンVKやクラリスロマイシン(ペニシリンアレルギーの場合)が好ましい抗生物質として挙げられます。

マダニやライム病への処方

一般的には、エリスロマイシンはマダニやライム病への処方は推奨されない抗生物質です。

[参照記事] 
2019年1月24日 Medical News Today, By Adrienne Stinson
https://www.medicalnewstoday.com/articles/324283.php

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