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JapanRx / 抗脳卒中薬の過剰使用で認知症リスクが上昇

抗脳卒中薬の過剰使用で認知症リスクが上昇

新しい研究でワルファリンなど抗血栓薬とアスピリン及びクロピドグレルの併用し、心房細動をもつ人への影響を調査しました。
これらの薬による長期過剰治療は認知症のリスクを高める可能性があります。

薬の併用は冠状動脈疾患または末梢血管疾患をもつ患者の間では脳卒中予防のためによく行われておりますが、長期間投与による危険を考えるべきだと研究チームは述べています。
ジャレド・バンチ博士によると長期間にわたり徐々に出血リスクが増加すると脳内での小さな出血を引き起こす可能性があります。
小さな出血は最初は症状を引き起こすことはありませんが継続的に出血が続くことで認知症リスクを高める可能性があります。
血管性認知症は認知症の一般的な形態であり血管のつまりなどが原因となり発症します。 脳卒中のリスクが高いと考えられる患者は抗血小板薬と抗凝固薬の了承が通常投与されます。

2014年米国心臓協会(AHA)は10年間、AFの患者1031人について追跡調査を行ないました。これらの患者は認知症や脳卒中の既往歴はありませんでした。
認知症リスク増加は過去のワーファリンを使用した研究より大きくなっておりワーファリンを使用しているAF患者は認知症を引き起こしやすいことが分かりました。
結論として血栓と小規模出血はAF患者において認知症発症に繋がりやすいことが分かりました。

新しい研究でも同じような考えが支持されています。 バンチ博士はアスピリンとクロピドグレルなどの抗血小板薬と一緒にワルファリンを服用している患者は医師に確認を行うことを推奨しています。

以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/285471.php