教育や知性があなたの脳を守るかもしれない

2019年6月14日（HealthDay News）頭がよくて高度な教育を受けていてもアルツハイマー病を予防することはできないかもしれませんが、

そのことは疾患による日常生活への影響を遅らせるようだと新しい研究は示しています。

研究者はそれが事実であることを証明することはできないもののデータはそれが本当であるかもしれないことを示しています。

「私たちの研究は傾向を調べるものであったため、原因と結果を証明するものではありませんが、研究の主な意図は、

たとえ病気の進行を変える可能性が低いとしても、若い時の教育認知能力を鍛えたことが、病気の発症後、

しばらくの間は認知機能の維持に役立つということです。」

と、研究著者であるレベッカ・ゴテスマン博士は述べました。

彼女はアメリカ・メリーランド州ボルチモアにあるジョンズホプキンス大学医学部神経学科の教授です。

この研究で、ゴテスマン博士と彼女の研究チームは、認知症のない331人の中年期およびそれ以上の高齢者のデータを収集し、

20年間追跡調査を行い、また、別の研究の一環として脳スキャンを実施しました。

脳スキャンの結果ではアルツハイマー病の特徴である脳内のプラークの量が明らかになりました。

このグループには、高等教育以下の教育を受けた人々と、大学までの学歴がある人々の両方が含まれていました。

研究者らは、脳がどれほどプラークを含んでいたとしても、より高い教育を受けた人々は、記憶力と言語のテストで得点が高いことを

見出しました。

彼らはまた、中年期の認知スコアが、人生の後半に見られるプラークの量には影響を及ぼさないことを発見しました。

「我々のデータは、教育を多く受けている人々は、発病の初期段階の状態をより良好にすることを助ける、

認知保護の形として役割を果たすように思われることを示唆しています。しかしそれは実際の衰退レベルには影響を及ぼしません。」

とゴテスマン博士は大学ニュースリリースで述べました。

【以下のウェブサイトより引用】