新しい研究によれば膝OAを治療するにあたり、コンドロイチンはセレコキシブよりも良い結果があったということです。
モントリオール、ケベック州- リウマチ年次総会のアメリカン大学の新しい研究によると、コンドロイチン硫酸はこの疾患に一般的に使用されるセレコキシブよりも変形性膝関節症（OA）の長期の進行を減少させるのに効果的であるということです。
膝OAは軟骨（関節間のクッション）が時間の経過で摩耗するものです。軟骨が磨耗すると、関節の骨が直接触れ合い、関節の腫れ、硬さまたは痛みがでます。
ある研究では、膝OAと膝における滑膜の炎症を有する194人の患者がジャン・ピエール・ペルティエによって研究されました。彼は医学の教授でモントリオールの大学ディレクターでリウマチ研究部、モントリオール大学の医学科の者で、そのチームです（CHUM）が担当しました。被験者は2年間調査され、2つのグループにわけられました。一つのグループはコンドロイチンを毎日1200gが与えられました。一方は他のグループはセレコキシブ200㎎を毎日与えられました。
研究の過程で、参加者はMRIで検査されました。対象は軟骨の損失、骨髄病変の変化、膝の膝滑膜の肥厚、および膝の腫れや水です。
両グループが鎮痛剤アセトアミノフェンの使用の減少とともに、膝の水と腫れを減少させることができた一方、コンドロイチンの参加者は膝全体膝軟骨の損失をより減少したし、滑膜の厚みの減少があった者もいました。
ペルティエ博士は、医薬グレードのコンドロイチンを使用し、その結果が栄養補助食品などすべてのコンドロイチン製品と比較できない可能性があることに注目すべきであると締めくくっています。