新たに2型糖尿病と診断された人の半分近くが18歳~34歳の年齢層
新しい英国の調査報告によると、昨年、新たに診断された2型糖尿病患者のうち、50%近くが18〜34歳です。
Lloyds Pharmacyが行なった調査によると、診断に先立ち回答者の56%が、2型糖尿病が神経病(神経障害)や心臓血管の問題などの重大な病気に繋がるとは知らなかったことを明らかにしました。
このような高い数字にもかかわらず、彼らのうち42%はそのように教育を受けていれば病状を予防できたと答え、27%は診断される前にリスクを理解したかったと答えました。
レスター糖尿病センターの共同理事で、レスター大学糖尿病学科の教授でもあるメラニー・デイビス博士は、
「私達はこの問題を過去5年間に渡り強調してきました。若い世代に2型糖尿病と診断される人増えているのです。
現在、2型糖尿病の高齢者の疾患率は改善しており、若年層では悪化しています。
現在、私達はクリニックでも2型糖尿病と診察される子供を見ています、
これらの若者が両親よりも長生きできないという見通しに直面するのは非常に気が滅入ります。」と述べています。
2型糖尿病の予防と克服に関する適切なアドバイスを見つけることが問題になります。
長年にわたり、高炭水化物、低脂肪の食事が推奨されていますが、このガイドラインでは炭水化物の摂取量が低いほど血糖値が改善され、投薬に依存しにくくなりることが研究によって示されているため、このガイドラインは強く疑問視されています。
Lloyds Pharmacyの調査による良いニュースは、すでに31%の患者が診断されてから体重を減らし、33%が運動を開始し、33%が糖を完全に抜いた食事内容にするなど、多くの人々が健康を改善するための対策を取っていることです。
Diabetes.co.ukで受賞したこともある『低炭水化物プログラム』は、現在、国民健康保健(NHS)により処方されており、それが疾患を予防し管理するのに非常に効果的であることが示されています。
326,000人以上がこのプログラムに参加していますが、これは血糖コントロールに対する低炭水化物のアプローチが人々の体重の減少に役立つことを示す証拠ベースの構造化行動変容プログラムであり、彼らの健康と福利を向上させ、投薬依存を減らします。
【以下のウェブサイトより引用】