新年の抱負はどうする?
2022年1月1日(ヘルスディニュース)- ここ数年の状況は多くの人にとって厳しいものであったことは明らかです。
さて、新年となり今週は新しい年の抱負を語る方もいるかと思いますが、気楽に実行しましょう。
まず何か決めたいのであれば小さなことから始めるようにとアメリカ心理学会(APA)は提案しています。
その小さな目標は、維持でそうな事だと思うものでなければなりません。
たとえば、より健康的な食事内容にしたい場合、罰則のような食事にせず、デザートを他の好きなものに置き換えてみてください。
あなたの目標がもっと運動することであるならば、1週間フルに行うのではなく、ジムへ週に3日または4日通うといったスケジュールを立ててみて下さい。
ニューヨーク州レイクサクセスにある医療機関、ノースウェルヘルス(Northwell Health )の上級心理学者であるジェシー・レビン氏は、次のように述べています。
「過去に、現実的で実用的な新年の抱負を決めることについて人々に話しました。」
「私はSMARTの目標と、具体的で測定が可能、そして、達成が可能で現実的、、また、期限をつけて目標を作成することが成功の可能性が最も高い方法であると説明しました。」
それはパンデミック以前のものであるため、最近、レビン氏は人々に対し、「自分自身の為となり自己寛容を提供するもの」に新年の抱負を設定するように推奨していると述べました。
「私たちは皆、この数年間、非常にストレスの多い経験をしてきました。そして(コロナの)波や変種を見てきました。私たちの日常生活は変わってしまいました。」
とレビン氏は述べました。
「これは、目標、特に健康を増進するための目標を設定することが重要ではないということではありません。私たちのライフスタイルが変化するにつれて、
食事と日々の活動を改善することが重要です。しかし、メンタルヘルスについての目標も重要です。」
より標準的な新年の抱負を述べている人には、一度に何か一つの変化を起こすことを推奨しています。
不健康な行動をひとつ健康的な行動に置き換えることは、時間の経過とともに行うこともできれば一度に一つ実行が可能です。
不健康な行動が時間の経過とともに発生するのかということと同じなのです。
家族、友人、場合によってはサポートグループと経験を共有し、『禁煙』などの目標を達成するのに役立ててください。
APAによると、これにより、より健康的なライフスタイルへの変更が容易になり、プレッシャーが少なくなります。
APAは、少しくらい間違えて完璧に達成できなくてもそれが普通であると思うようにと述べています。
柔軟性を持つために周りの人にサポートを求めたり、プレッシャーに負けて目標を達成できないと感じた場合は専門家の助けを求めることも検討してください。
レビン氏は、コーヒーを飲み終えてから仕事にとりかかるなど、会議に少し遅れても自分を許すといった『自分を許す』という目標、
または、家族で食事をとるのはちょうどいいと思える頻度というようにここ数年の困難な年には更に具体的な目標を提案しています。
もう1つの目標は、『毎週感謝したことを3つ書き留める』など、感謝の気持ちに焦点を当てることです。
最近話をしていない人に電話をかけたり、テキストメッセージを送ったりするのもよいでしょう。
レビン氏は、パンデミックの継続により、うつ、不安神経症、薬物乱用などの発生率が高まっていると指摘しました。
「人々は変化する環境の中で精神的な安定を見つけることを求めています。それで、今年は自分に最も厳しい人にならないようにしましょう。」
と彼女は言いました。
「私たちは自分自身に優しさ、優雅さ、そして許す気持ちを持ちましょう。それを新年の抱負としようではありませんか。」
【以下のリンクより引用】
New Year's Resolution? Here's How to Make it Stick
Healthday