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果物の食べ過ぎは妊娠糖尿病を引き起こす?

妊娠中に大量の果物を食べる女性は、妊娠糖尿病のリスクが高いかもしれません。

新しい研究によると、妊娠中期にたくさんの果物を食べた女性は、妊娠糖尿病を発症する可能性が4倍高いといいます。

このリスク上昇は、特に血糖指数が高い果物に関連していました。

ただし、果物を多く食べる人は炭水化物の総摂取量も多い結果となっており、これが本当の原因である可能性もあります。

総合学術雑誌ネイチャーに掲載されたこの研究は、妊娠中期の果実消費と妊娠糖尿病発症との関連性の調査を目的としていました。
研究では1年以上にわたり、772名の女性の食事を追跡しました。

研究期間中、被験者772人のうち169人が妊娠糖尿病と診断されました。

妊娠糖尿病の可能性の増加は、特にバナナやパイナップル、アプリコット、キウイ、スイカ、デーツ、レーズンを含む血糖指数が高い果物の他、トロピカルフルーツや柑橘系の果物の摂取に関連していました。

妊娠糖尿病は妊娠中の一時的な症状ですが、これは後年の2型糖尿病リスクを高めます。

出典:2017年4月13日更新 Health Spectator UK 『Can eating too much fruit trigger gestational diabetes?』(2019年5月3日に利用)
https://health.spectator.co.uk/can-eating-too-much-fruit-trigger-gestational-diabetes/