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JapanRx / 毎日半分の玉ねぎを食べると、大腸がんリスクが低下する

毎日半分の玉ねぎを食べると、大腸がんリスクが低下する

研究では、1日半分の玉ねぎを摂取することで大腸がんの発症率が低下することが示されています。

科学者らは、スプリング・オニオンやニンニク、ニラネギ(リーキ)を含めたネギ属を1日わずか44グラム摂るだけで、大腸がんの発症リスクが低下することを見出しました。

1,666人の男女を対象とした研究では、1日74グラムの玉ねぎ(中サイズ半分)を摂取した被験者は、摂取量が少なかった被験者と比較して、大腸がんの発症率が低くなりました。

この報告を執筆した中国医科大学ファースト・ホスピタルのツィ・リー博士は、次のように述べています。
「ネギ類の摂取量が多ければ多いほど、がんの予防作用は強まる傾向が見られました。」

ネギ類の野菜には、がん予防作用のある生理活性化合物が含まれています。

研究者らは、ニンニクをスライスしたり、つぶして使うことで、効果が強まると話しています。

しかし、玉ねぎを煮ると効果が減少します。

世界がん研究基金のスサナ・ブラウン氏は次のように述べています。
「食事とがんの予防においては、一つの食材に焦点を当てず、全体の食事を考えることが重要です。」

出典:2019年3月25日更新 The Sun 『Eating half an onion a day slashes risk of getting bowel cancer, study suggests』(2019年6月4日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/8710491/half-onion-slash-risk-bowel-cancer/