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JapanRx / 気管支炎にはどのような症状がありますか?

気管支炎にはどのような症状がありますか?

肺に空気を運ぶ気管支は、感染して腫れることがあります。これは、気管支炎と呼ばれています。
症状には、長引く咳や、黄色や緑色の痰がでることもあります。

気管支炎には、以下の2種類あります。

急性気管支炎:
一般的な種類の気管支炎です。
症状は数週間続きますが、その後は通常収まります。

慢性気管支炎:
再発を繰り返すか、全く症状がなくなりません。
より深刻な気管支炎であり、また「慢性閉塞性肺疾患」やCOPDと呼ばれる症状を構成する条件の1つとなっています。
喫煙者の症例が多くなっています。

気管支炎の兆候や、医者を受診するタイミングを学びましょう。


- 急性気管支炎の症状
気管支炎と、肺や呼吸に影響するその他症状との見分けが難しい場合があります。
多くの場合、鼻水や喉の痛み、衰弱などの風邪の症状から始まります。

気管支炎の特徴的な症状の1つは、5日以上続く空咳です。
他にも以下のような兆候あります。
  • 透明、黄色、白、または緑色の痰
  • 発熱を伴わない(時おり微熱を伴うこともあります。)
  • 咳をした際の胸部の圧痛や痛み
  • 継続する疲労感
  • ヒューヒュー、ゼーゼーとした喘鳴
  • 動悸
  • 寒気


- 慢性気管支炎の症状
3ヶ月以上症状が続く場合は、慢性かもしれません。
兆候としては、以下のようなものがあります。
  • 透明、黄色、白、または緑色の痰を伴う頑固な咳(1年の内少なくとも3ヶ月間を、2年以上連続して起こる)
  • 喘鳴
  • 胸部の不快感


- 医者を受診すべき時
急性気管支炎の症状があり、さらに肺や心臓、その他の障害がある場合、またはエイズを引き起こすHIVウイルスに感染している場合は、医師に相談してください。

その他の医者を受診すべきケースには、以下のようなものがあります。
  • 長い、もしくは酷い咳によりよく眠れない、または日常生活に支障をきたしている。
  • 咳で夜中に何度も目が覚める。
  • 血液や痰を吐く。
  • 咳が1週間以上続く。その他の点では健康な場合、急性気管支炎による咳は3週間続くことがあります。
  • 痰の色が濃くなったり、粘度が増したり、量が増えたりする。
  • 咳と共に唸り声があがり、会話が困難である。

38℃以上の熱と食欲不振、喘鳴、息切れ、全身痛がある場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
このような症状は、肺炎が原因かもしれません。

胸痛や呼吸困難がある場合は、救急に電話してください。

出典:2018年12月23日更新『What Are the Symptoms of Bronchitis?』WebMD(2019年4月5日に利用)
https://www.webmd.com/lung/understanding-bronchitis-symptoms