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JapanRx / 海塩の健康効果と欠点

海塩の健康効果と欠点

エステティシャンが皮膚を洗浄するボディスクラブとして使用する塩をご存知のはずです。
これは、従来の食卓塩ではありません。
海塩とは、水分の蒸発後に残った残留物を指します。
海塩は、料理や飲料、その他製品など様々な目的で使用されます。

海塩の顆粒は大きいため、塩化ナトリウムの含有量は食卓塩と比較するとわずかに差があります。
小さじ1杯に入る海塩の量はナトリウム塩よりもはるかに少ないため、より健康的なように見えます。
ナトリウムは高血圧や心臓病リスクと関連しているため、健康に良いとは考えられていません。

ナトリウムの摂取量を減らしたい場合、海塩に頼ることはおすすめできません。
海塩が優れている唯一の点は、あまり加工がされていない所です。
そのため微量のマグネシウムやカリウム、カルシウムが含まれているのです。

海塩自体の健康効果については更なる研究が必要ですが、健康維持のためのバランスの取れた食事にナトリウム摂取は必要です。

海塩の良い点と悪い点は、以下の通りです。

<消化>
海塩については更なる研究が必要ですが、塩化ナトリウムは消化補助に必要です。
お湯に微量の海塩を加えることで、塩に含まれるナトリウムが腸の吸収や、体内で分解された栄養の摂取を助けるため、消化プロセスをサポートすることがあります。

<血圧>
脱水により血圧が上がるため、体の水分を保つことはそのまま血圧の維持に繋がります。
そのため、その他の食品にも含まれるナトリウムの推奨摂取量を超えないことが大切です。

<皮膚の健康>
海塩のミネラル含有量によっては、皮膚の荒れや炎症を軽減できることがあります。
とある研究によると、死海から作られた海塩はマグネシウムの含有量が高いため、より効果的であることがわかっています。

湿疹を患う人は、お風呂のお湯に塩を入れることで、皮膚の痒みや炎症を改善することができます。
海塩が特別効果的かどうかについては、さらなる研究が必要です。

<欠点>
塩化ナトリウムが含まれた食品を摂りすぎると、腎疾患や高血圧、心不全、骨粗しょう症といった結果を招きかねません。
摂取量を控えめにし、推奨量を遵守することが推奨されます。

ナトリウムの摂取量を減らしたい場合、海塩に頼ることは取るべき道ではありません。海塩が優れた品質を得る唯一の方法は、それがあまり処理されないことです。そしてカルシウム。

海塩自体の健康上の利点については、さらに研究する必要がありますが、バランスの取れた食事では、健康を維持するためにナトリウムの摂取が必要です。

出典: 2019年11月13日更新 Medical Daily『Sea Salt Health Benefits And Potential Downsides』(2019年11月20日に利用)
https://www.medicaldaily.com/sea-salt-health-benefits-potential-downsides-445787