片親家庭の子供たちは、喫煙・飲酒に走る可能性が高い
新しい研究によると、タバコやお酒に走る子供は親の不在が原因である可能性があります。
小児疾患ジャーナルアーカイブに発表された研究では、親の死亡または関係崩壊により7歳までに片親家庭となった若者は、同年代の若者と比べて、十代の早いうちに喫煙や酒に走りやすいということがわかりました。
ロンドン大学の研究者は、2000年から2002年に生まれた、ほぼ11000人の子供の年齢に関するデータを検証しました。
4人にひとりの子供が7歳になるまでに片親と住んでいたことが判明し、彼らは11歳までにタバコを吸ったことのある子供は両親家庭の友達と比べ、2.5倍であることがわかりました。
調査によると、このグループは、この年齢で46%以上がアルコールを飲み始めた可能性がありました。
【増加の理由についてはより多くの調査が必要】
「我々は、これまでの研究から、人はストレスの多い状況を対処するために、また、自己治療の一形態として危険な健康行動を取ることが、先行研究からわかっています。」と研究者のレベッカ・レイシー氏はCNNに語りました。
これらの対処行動のメカニズムは、体内の“中毒”に影響を与える部分で化学反応があります。
研究では、早期の生活の中で健康的な習慣を確立することは長期的な利点があり、逆に、悪い習慣を早期に身に着けてしまうと悪い道へ進んでしまうという結果につながる可能性があるという先行研究の結果をサポートしています。
(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/kids-living-parent-smoke-drink-article-1.2826589