現役で治療を行う98歳のフランスの医師

フランス・シュビイ・ラリュ（ロイター）-　1951年にフランス人医師のクリスチャン・シュナイ氏が最初の患者を診察したときペニシリンが最先端の　　　　　医療でした。

現在98歳、彼はまだ現役で働いており、パリ郊外で週に2回、診療所を開いています。

患者の何人かは何十年も彼の治療を受けています。

彼自身は健康上の問題はなく、診療中も眼鏡をかけません。シュナイ医師は、静かに引退することには魅力がないと言います。

「60歳以上の場合、世間では老人とみなします。ある日、カードを受け取り、次の日にはビンゴ、そして数独をします。

あなたは完全にバカになってしまいます。それなら医者の端くれでいた方がいいですよ！」

フランス西部のアンジェ出身のシュナイ医師は、医師になる前に溶接工として働き、最終的に一般診療を始める前に放射線科医としての資格を　　　得ました。

彼の診療所はハイテクではありません。ファックスはありますが、机の上にはコンピューターがありません。

しかし、シュナイ医師は、オンライン医学雑誌の購読を通じて最新情報を常に把握していると言います。

彼は、彼のほぼ70年間のキャリアにおける新たな展開は、インターネット上で誤って自己診断し、その後、薬物を要求するという彼の診療所に現れる患者の診察であると言います。

彼の患者の多くは、19,000人の人口に対して3人の医師しかいないシュビイ・ラリュで予約をとるのに苦労していると言います。

「（フランスでは）医師がいて、病気の人がいますが、人々を結びつけるのは本当に簡単ではありません。」

と彼は言いました。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、厳しい労働条件と過少投資に怒っている病院労働者による数ヶ月にわたる社会不安に直面しており、　　シュナイ医師は医療分野でかつて見られなかったほどの最悪の危機だと述べました。

フランスの医師の平均退職年齢は67歳であり、医師の1人でもあったシュナイ医師の息子もすでに仕事を止めています。

しかし、シュナイ医師は自分自身が止めることは考えていないようです。

「一日中座ってテレビを見ていたらと、あなたの電源はすぐに切れてしまいます。頭はそんなに長持ちしませんよ。」

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REUTERS