男性は不妊症のリスクについて無関心といったアンケート調査

多くの男性は不妊症の原因となる可能性のあるリスク要因について知らないとの新たな研究が明らかになりました。
ある調査では、カナダの男性は、精子数に害を及ぼして繁殖力を低下させる可能性のある活動および病状について、約半分しか特定できなかったそうです。

男性は、がん、喫煙、ステロイド使用などの危険因子について知っている可能性は高いものの、肥満、自転車での走行、ラップトップコンピュータの頻繁な使用による生殖能力への脅威についてははあまり気づいていなかった、と研究者らは述べました。
すべての年齢、教育レベル、所得レベルでのこういった知識の格差は本当だったという真だったという調査結果が得られました。
「男性は自分の健康状態についてあまり疑問を呈する傾向がないので、彼らの繁殖能力について十分な情報が得られない理由を立証しています。」と、研究リーダーのフィリス・ゼルコウィッツ博士は述べました。
彼女はマギル大学の精神医学の准教授であり、モントリオールのユダヤ人総合病院精神科の研究部長でもあります。

調査の対象となった男性の約3分の1には自身の生殖能力に懸念があり、60％近くがより多くのことを学びたいと考えていました。
ゼルコウィッツ博士は、「不妊症は人にとって壊滅的なことがあります。男性が子供を預けることができないとき、あるいは非常に高価な治療を受けなければならないとき、それは深刻な心理的影響を与えることがあります。」とニュースリリースで述べています。
男性は若い頃から生殖能力について教えて、それを守るための措置を講じるべきだと研究者は示唆しています。  

（記事元）https://consumer.healthday.com/infertility-information-22/infertility-new-412/men-don-t-know-about-r...