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JapanRx / 砂糖と人工甘味料、どちらがより体に悪い?

砂糖と人工甘味料、どちらがより体に悪い?

Q.
砂糖と人工甘味料では、どちらの方がより体に悪いのでしょう?


A.
アメリカ人は、平均して1日小さじ22杯の砂糖を消費しています。
10代の若者の消費量は、1日小さじ34杯です。

原因のひとつに添加糖があります。
これは、スーパーマーケットに売られている製品の80%に含まれています。

そのため、人工甘味料はカロリーが無いため、素晴らしいものであると考えるでしょう。
しかし、食品の価値はカロリーだけではありません。栄養価が重要なのです。
また、食品によって効果は異なります。

人工甘味料は一般的に、砂糖の200~600倍甘味が強くなります。
これは味蕾を刺激し、脳に届き、ホルモンに影響して代謝を遅くするのです。

砂糖と人工甘味料には、どちらも依存性があります。
しかし、人工甘味料は、より空腹感を引き起こしやすく、1日をかけて食べる量が増え、糖尿病を引き起こしやすい可能性があります。

砂糖は、健康的な食事に適量取り入れる分には問題ありません。
(自分で作ったクッキーを食べるなら問題ありません。食生活を変えれば、甘いものをそこまで欲しくなくなり、クッキーを食べたくなる頻度も減ります。)

しかし、お店で買った高加工食品であるクッキーは避けましょう。
添加糖が含まれたものは買わないようにして下さい。


回答:機能医学センターのディレクター、マーク・ハイマン医師

出典:2018年1月15日更新 healthessentials『What’s Worse for You: Sugar or Artificial Sweetener?』(2019年12月13日に利用)
https://health.clevelandclinic.org/whats-worse-sugar-or-artificial-sweetener/