研究は双極性障害を患いながら暮らすことの難しさを強調 ‐適切な薬剤と薬の副作用を見つけることが困難
2022年1月13日(ヘルスディニュース)- 製薬会社のアルケメス(Alkermes)とうつ病と双極性障害サポートアライアンス(The Depression and Bipolar Support Alliance)が発表した調査結果によると、双極性I型障害(BD-I)のある生活と管理は、依然として非常に困難に直面しています。
この調査は、アルケルメス社に代わって2021年8月にハリスポールがオンラインで実施されました。そしてこの調査には、BD-Iに罹患し生活している、調査時、または調査年にBD-Iの薬を服用した米国の成人305人(18歳〜60歳)が含まれていました。
研究結果によると、5人中4人が自分の経験を誰も理解していないと感じており、4人中3人がBD-Iのために孤立して、孤独を感じていると答えています。
さらに、回答者の約半数は、職場や学校での生産性が低く、自分の状態を同僚やクラスメートに隠そうとしていたと述べています。
回答者の4人に1人以上が、睡眠の質(28%)、楽しむことをする動機とエネルギー(28%)、抑うつ症状や発作の頻度(27%)について懸念していると述べています。
患者は平均して、BD-Iを治療するために7つの薬を試しましたが、10人中、7人が、自分に適したBD-I薬を見つけるのは困難だと述べています。
回答者の大多数にあたる93%は、薬による副作用を経験したと述べており、体重増加(56%)、不安(56%)、眠気と眠気(53%)などがありました。
「双極性障害を抱えながら生活し、それを管理することは非常に困難ですが、この疾患を持つ人は安定していて、かつ楽しく、充実した生活を送ることが可能であることを忘れないということが重要です。」
と、うつ病と双極性障害サポートアライアンスのCEOであるマイケル・ポロック氏は声明の中で述べています。
【以下のリンクより引用】
Survey Highlights Difficulties of Living With Bipolar Disorder
Healthday
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