米保健局:梅毒ケースが大幅に増加
アレゲニー郡保健局(ACDH)は、米国で性感染症が前例のないほど高い値となっているといった新しい報告に応答しています。
プレスリリースによると、ACDHは同類の増加を伝え、2015年には第1期、第2期の梅毒が大きく増加したと報告しました。
アレゲニー郡では2014年には、68件の第1期と第2期の症例の報告がありました。2015年には、129件の第一期と第二期の症例の報告があり、2014年から90%の増加となっています。
感染症の大多数(93%)は、男性で、そのほとんどが男性との性交渉がある人です。
「2011年以来、米国においては、特にMSM(男性間性交渉者)の間で梅毒の復活がありました。」と、ACHDの所長であるカレンハッカー博士は述べています。
「ソーシャルメディアが全盛で、匿名でセックスオンラインアプリケーションがある時代では、私たちは、個人が自分自身を保護し、そのパートナーのSTDの状態に気づいていないということが懸念されます。また、患者とそのパートナーの両方が匿名で扱われることで調査の実施に成功することが確実により困難になっています。」
ACHDは、梅毒のリスクを軽減するために、全ての男性と女性に対してより安全に性行為を行うよう促しています。
ACHDではまた、梅毒や他の性感染症のための無料スクリーニングおよび治療を行っています。
(記事元)http://pittsburgh.cbslocal.com/2016/10/27/health-department-substantial-increase-in-syphilis-cases/