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JapanRx / 米国で出現:アジスロマイシン耐性淋菌感染症

米国で出現:アジスロマイシン耐性淋菌感染症

最近公開されたサーベランスデータによると、アジスロマイシン耐性淋菌の発生率は2013年から2014年の間に4倍以上増加しているようです。

これらの分離株は、セフィキシム、またはセフトリアキソンに対する抵抗性を示しませんでしたが、アジスロマイシンの非感受性は現在、淋病感染へのCDCが推奨する組み合わせの抗生物質治療を脅かすだろうと、研究者が書きました。

「薬剤耐性の出現と治療のための非常に限られた代替オプションの合流は、米国における将来の淋病の治療の失敗といった最悪の事態となるでしょう。」とHIV / AIDS、ウイルス性肝炎、STDおよび結核予防のためのCDC国立センターの所長、ジョナサン・マーミン博士は、プレスリリースでそう述べています。
「歴史は、細菌が、それを治療するために使用している抗生物質を長持ちする方法を見つけるだろうということを示唆しています。私たちは、できるだけ長い間、残りの治療の選択肢を維持するために、あと一歩進まねばなりません。」

CDCのSTD予防部門における医療疫学者ロバート・D・カーコーディー博士と博士のグループは、2000年から2014年にCDCの淋菌アイソ監視プロジェクトを通じて収集された淋菌のサンプリングデータを調べ、抗菌薬耐性の最近の縦の動向を報告し、以前に確立された最小発育阻止濃度(MIC)によって決定された成層は、収集などのサンプリングされたドナーの性行動などの関連の疫学的特性によって分離されました。

サーベランスシステムに提出された86517件の分離株のうち、5093件は2014年に27拠点からから収集しました。
研究者は2014年から収集されたうち37.1%が男性のみや男性と女性の両方とセックスをする男性からのものであったと述べました。
筋肉内セフトリアキソンで治療した2014年の症例94.3%のうち、96.4%は、アジスロマイシンと同時に治療され、ドキシサイクリンで2.2%、そして0.1%は他の抗生物質と同時に治療されました。

研究期間の大半を通じてめったに発生しなかったものの、アジスロマイシン耐性分離株の有病率は2014年には2.5%と、2013年の0.6%から増加したと、研究者は記しました。
この増加は個人の性的嗜好には関係なく発生し、全国的に発生しましたが、中西部で最大でした。

研究者はまた、2014年のテトラサイクリン耐性率を25.3%、シプロフロキサシン耐性率19.2%、と報告し、ペニシリン耐性率は16.2%と報告しました。
セフィキシム抵抗率は、2013年から2014年に0.4%から0.8%に増加しましたが、2010年から2011年に観察された1.4%よりも低い割合でした。

セフトリアキソン抵抗は、2011年に0.4%と最高でしたが、2013年と2014年には0.1%に低下しました。

「これらの割合の増加がそういった傾向の始まりであるかどうかは、不明ですが、セファロスポリンおよびアジスロマイシン耐性の出現は、実質的に淋病の治療を複雑にします。」とカーコーディー博士らは述べています。
継続的な監視、適切な治療、新しい抗生物質や感染予防の開発が、なお、淋病の発生率と罹患率を減少させるための最善の戦略です。

(記事元)http://www.healio.com/infectious-disease/stds/news/in-the-journals/%7B16293c9d-9658-4e8c-bf3d-5f9409b36cb4%7D/azithromycin-resistant-gonorrhea-emerges-in-us