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米国の医療専門家が、国の閉鎖と、COVID-19封じ込め対策のやり直しを政治指導者に要請

150人以上の著名な米国の医療専門家、科学者、教師、看護師などが、政治指導者に対して国を閉鎖し、急増するコロナウイルスパンデミックの封じ込めをやり直すように求める書簡に署名しました。この書簡は木曜日にトランプ政権の議会の主要なメンバーと州知事へ送られました。書簡には、「国にとって最善のことは、できるだけ早く活動を再開することではなく、できるだけ多くの命を救うことです。」と書かれており、11月1日までに200,000人以上のアメリカ人の命が失われる可能性があることが指摘されています。

ジョンズホプキンス大学の集計によると、米国の症例数は木曜日に400万件を超え、これまでに少なくとも4,028,741件の感染症例と144,072件の死亡症例が出ていることを受けて、この推奨事項が提出されました。CDCの統計学者は、Covid-19が今年、「死因のトップ10になる」と予測しており、これはCovid-19が国内の死因トップ10に入ることが予想されていることを示唆しています。

<安全に経済を再開する>

多くの州が記録的な数の新規症例と、病院のキャパオーバー、高い失業率に対処しながら、この推奨事項が出されました。この書簡では、経済と国を安全に再開する唯一の方法は、公衆衛生の専門家がCovid-19拡大抑制に必要であると考える、一連の対策に従うことであると主張されています。これには、日常的な検査でインフルエンザに感染した症状を示す人全員を検査し、現状の症例全てを追跡できる規模の接触者追跡を行う労働者の確保、必須産業に従事する労働者の安全を守るためのより多くの個人保護具確保が含まれます。また、重要でないビジネスはすべて閉鎖し、全国のレストランは持ち帰りサービスの提供に留めるべきだと、彼らは言います。人々は食べ物や薬を購入したり、新鮮な空気を吸ったり、運動する時のみ外出すべきであり、マスクの着用はあらゆる状況で必須とすべきだと、この書簡は促しています。その他、指導者らは、ウイルスを封じ込めるために州をまたいだ移動を禁止すべきです。

<多くのアメリカ人が危険にさらされている>

木曜日に発表された新しいCDCレポートによると、米国では成人の約41%が少なくとも1つ基礎疾患を抱えており、Covid-19が重症化するリスクが高まる可能性があるといいます。この研究によると、Covid-19によってより重篤な疾患を発症するリスクが高まる傾向にある5つの疾患について調査されました。これらの疾患を患う成人の数は、成人のほぼ4人に1人から、3分の2まで、郡によって異なります。米国の半数の郡では、成人の2分の1近くに基礎疾患があると推定されています。


出典 2020年7月24日更新 CNN health『New CDC guidelines come down hard in favor of opening schools』 (2020年7月27日に利用)
https://edition.cnn.com/2020/07/23/health/shutdown-us-contain-coronavirus-wellness/index.html