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米国の十代の出産率が「前例のない」低下を示す

アメリカ疾病予防管理センターの国立保健統計センター統計(National Center for Health Statistics)は、十代の出産率がすべての州と主要な人種グループにおいて「前例のない減少」でほぼ50%急落したと報じました。

首都圏では、2007年から2015年の間に15歳から19歳の間で最大の減少が見られました。アリゾナ州、コロラド州、コネチカット州、マサチューセッツ州、ミネソタ州のアーバン郡は17州他50%以上の減少がありました。中小都市や郊外でも44%減少しました。

青年期の出産率は全50州で低下しましたが、都市部よりも田舎ではまだ高いようです。農村部の郡では37%の減少しか見られず、全国平均の47.6%を下回っています。
アラスカ州では、青年期の出産率が18%低下し、メリーランド州、モンタナ州、ノースダコタ州およびペンシルバニア州も30%以下でした。

非ヒスパニック系の白人女性の10代の出産率は、都市部のものよりも農村部で2.5倍以上高くなりました。ヒスパニック系の十代の若者の約50%が大都市に比べて田舎の方で多く出産しました。
非ヒスパニック系ではない黒人の十代の若者では、格差が小さく、女性1,000人当たりの出産率が都市部では29.1%と低く、農村部では39.6%でした。

 しかし、都市部にもいくつかの相違がありました。
ノースダコタ州とウェストバージニア州の首都圏では、10代の出産率が30%以下に低下していました。

本研究の著者は、出産率の地理的差異についての説明はしていません。

(記事元)http://www.nydailynews.com/life-style/health/u-s-teen-births-show-unprecedented-drop-report-article-1.2874469