米国の献血はCOVID-19により危機に直面
2020年3月11日(Health Day News)- 新型コロナウイルスに関する懸念が高まるにつれて、アメリカ赤十字社は、健康で資格のある人々に、血液や血小板の不足を防ぐために献血を促しています。
「私たちはこの困難な時期に、アメリカ国民に血液の安定供給を支援するよう求めています。
全国のコミュニティでの、この公衆衛生の緊急事態に備えた、病院にいる入院患者がすぐに利用できるような血液供給を計画することが重要です。」
と、クリス・フルーダは述べました、赤十字血液サービス社の社長であるクリス・フルーダ氏は述べました。
コロナウイルス感染の恐れにより、献血をする人が少ないと病院で血液を入手できなくなる可能性があるとフルーダ氏は付け加えました。
「命を救うはずの血液が最も必要なときに棚に置かれるかどうかでということを、患者は最終的には心配するはずです。」
とフルーダ氏は述べました。
O型血液の献血者およびすべての血小板は特に緊急のニーズがあります。
赤十字によると、風邪やインフルエンザの季節であるため、国の血液供給はすでに減少しています。またCOVID-19の症例が増加するにつれて、献血者が減少する可能性があります。
新型コロナウイルスが輸血によって感染するという証拠はありません。
また、コロナウイルスを含む呼吸器ウイルスが輸血から感染したという報告もないということを赤十字は指摘しています。
たとえそうであっても、赤十字社は、十分な注意を払い、新規の献血の受付の延期を実施していると述べました。
中国、香港、マカオ、イラン、イタリア、または韓国を訪れた人々は旅行後28日間、献血は行わないように求められます
赤十字社は、さらなる安全対策が必要かどうかを判断するために、米国の保健当局と状況を評価し続けると述べました。
赤十字社は、健康で体調も良く、他の資格要件を満たしている人々からのみ血液を収集しています。
【以下のリンクより引用】
U.S. Blood Donors Needed in Face of COVID-19 Crisis
Health Day