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緑内障の検査は早期にそして頻繁に

2020年7月17日― -緑内障の初期段階にある人にとって、定期的な眼の検査が重要であると、新しい研究が示しています。

緑内障は、目と脳をつなぐ視神経が損傷する疾患です。

それはゆっくりと発達し、最初に周辺視野が影響を受けます。治療をしないと緑内障は永久的な失明につながります。

緑内障は、コントラスト(明暗や濃淡の違い)を見にくくします。

そのため、目がコントラストの低い物を検出できなくなります。

しかし、緑内障の初期段階にある人々でのこのコントラストの感度の低下が、眼疾患のない人々とは異なる方法で物体を見ることができるかどうかについては知られていませんでした。

それを見つけるために、イギリスのブラッドフォード大学の研究者は、初期から中等度の段階にある緑内障の患者20人のコントラスト感度についての評価を行いました。

研究者たちは、いくらかの視力喪失にもかかわらず、緑内障患者は緑内障のない人々と同様に検出可能なコントラストを確認しました。

これは、脳が緑内障によって引き起こされた視神経への損傷を補うことを示唆し、緑内障患者が疾患の初期症状をほとんど報告せず、緑内障が進行するまで検査を求めないという理由を説明するかもしれないと研究者らは述べました。

「これは、損傷が確実となる前に緑内障を発見できるように定期的に目の検査することが非常に重要である理由を強調しています。

緑内障の人は最初は症状を報告しないという事実と結びついています。それは脳がコントラストの喪失をうまく克服しているためです。」

と眼科医で研究リーダーであるジョナサン・デニス氏は言います。

「私たち皆が歯や口腔内の健康を維持するために定期的な歯科検査の必要性を受け入れているのに、一般の人々の間では、定期的な眼科検査はそれほど重要ではないと考えられていることをいつも不思議に思っています。これは、たとえ問題ないように見えても定期的な目の検査を促すためのものです。」

とデニス氏は述べました。

 

この報告は、Investigative Ophthalmology and Visual Science誌の7月号に掲載されました。

 

【以下のリンクより引用】

Check Early and Often for Glaucoma

Healthday