膝の関節が鳴るのは何かの前兆
2019年10月17日(HealthDay News)-関節が鳴る音、きしむ音、またゴリゴリする音を聞いたことがありますか?
研究者たちは、今、膝の近くに耳を傾けるという新しい技術が、医師が変形性関節症を診断および監視するのに役立つかもしれないと述べています。
この新しい研究では、研究者は被験者の膝に小さなマイクを取り付け、立ち上がってから再び座ったときの高周波音を聞くことができました。
その後、その音のコンピューター分析により膝の健康に関する情報が得られたと研究著者らは説明しました。
この研究は、変形性膝関節症を持つ多くの人々でこの技術を評価した最初の研究です。
健康な膝と、この「自然消耗型」の関節炎に悩まされている膝を区別する方法がわかりました。
ジャーナルPLOS ONEで10月16日に公開されたレポートによると、この発見によりこの手法は医師や研究での使用に一歩近づきました。
「この研究は、全く新しい方法を開発するためにチームとして協力する、科学者と臨床医が関与するため、非常に興味深いものとなっています。」
と、プロジェクトリーダーのジョン・グッドエーカー氏は述べています。
彼は、英国のランカスター大学の名誉教授です。
「潜在的に、これは変形性膝関節症の管理方法を変える可能性があります。これにより、より良い診断が可能となり、患者個人の膝の状態に応じて治療をより正確に調整できるようになります。また、新しい治療のより速く、より大きく、より良い臨床試験を可能にします。」
と、グッドエーカー氏は大学のニュースリリースで述べました。
研究者にとっての次のステップは、患者の膝が変化しているかどうか、また、変形性関節症の治療に反応しているかどうかを評価するために、医療提供者が使用できる非侵襲的な携帯型の機器を開発することです。
この手法は、現在の方法よりも迅速で、安価で、より便利で、より正確な評価行える可能性があると研究著者らは述べました。
【以下のリンクより引用】
Your Noisy Knees May Be Trying to Tell You Something
HealthDay