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自宅で血圧を正確に測る方法

高血圧は「サイレントキラー」として知られています。
症状が無いまま発症し、最終的に心臓発作や脳卒中といった深刻な合併症を引き起こす可能性があるのです。

血管壁にかかる力が著しく増加すると、高血圧が起こります。
不活発で太りすぎており、不健康な食事をしている人は、血圧の上昇リスクが高まります。

ただし、一般的に健康な人も、家族歴やストレス、アルコール消費、喫煙によりリスクにさらされることがあります。
高血圧は無症状で発症する可能性があるため、血圧を定期的に確認することが重要です。

幸いなことに、自宅でいつでも血圧をチェックできる装置が存在します。
ワイヤレスなデジタル血圧モニターの中には持ち運びでき、従来の方法と比べて使いやすいものがあります。

新しい血圧測定法は自動化され、確実に正確な情報を表示します。
また、CNETによると、これらの装置は米国心臓協会(AHA)によって設定された基準も満たしているといいます。

AHAは、健康的な血圧は120/80mmHg(水銀柱ミリメートル)以内の数値を指すとしています。
最初の数値は収縮期血圧であり、心臓が拍動する度にかかる血管の圧力です。
2番目の数値は拡張期血圧であり、心臓が各拍動間に休む際の血液の圧力です。


<在宅血圧測定>
血圧モニターはいつでも使用できますが、いつ測定しても良いという訳ではありません。
タイミングと場所が結果に影響することがあります。

正確な結果を出すため、血圧の測定前に以下の簡単なステップを踏みましょう。

  • 毎日同じ時間に血圧を測定する
  • 測定前の30分間は運動やカフェイン、アルコールを避ける
  • 血圧測定用カフを衣服の上から装着しない
  • 測定中は背筋を伸ばして座ったままでいる
  • 日にちと時間を含めた結果を記録する


<血圧カテゴリー>
測定器に表示される数字は、体の状態を表しています。
正常もしくは健康的な血圧は、120/80 mmHg未満となります。

収縮期血圧が120~129で80mmHg未満の場合、高血圧であることを示す可能性があります。
高血圧には、注意すべき2つの段階があります。

1段階目の高血圧は、収縮期血圧が130~139で拡張期血圧が80~89となります。
2段階目の高血圧は、収縮期血圧が140以上、拡張期血圧が90以上となります。

これらの段階では、医師によりライフスタイルの変更や血圧を管理する処方薬の使用を勧められることがあります。
しかし、人によっては、高血圧クリーゼと呼ばれるより重度の症状を経験することがあります。

これは、収縮期血圧が180を超える、および/もしくは拡張期血圧が120を超える場合に起こります。
高血圧クリーゼが起きた場合、直ちに医師の診察を受け、合併症を予防する必要があります。

出典: 2019年11月20更新 Medical Daily『How To Accurately Take Your Blood Pressure At Home』(2019年11月25日に利用)
https://www.medicaldaily.com/how-accurately-take-blood-pressure-home-446085