自身の手足や骨に無関心な人が多い
新しい研究では、大半の人が大腿骨(ももの骨)と腓骨(ふくらはぎの骨)の違いが全く分かっていないことが明らかになりました。
2,000人の成人を対象にした世論調査では、ほとんどの人が私たちの身体について良く理解しておらず、4人に1人がももの骨が大腿骨と呼ばれることを知らないことがわかりました。
そして、前腕の二つの骨、とう骨と尺骨を識別できたのは更に少ない37%のみでした。
また、約20人に1人が、足の大きな骨は上腕骨(humerus)と呼ばれると誤解していました。
恥骨が股関節の骨の一部であると認識していたのは10人に3人以下であり、29%は、体の最も小さい骨が耳にあることを知りませんでした。
10人に一人が、最も小さい骨はつま先にあると誤解していました。
- 骨の健康には、マグネシウムが重要
私たちが自身の身体について無知なのは、骨の名称だけではありません。
カルシウムと同様に、マグネシウムが骨の健康に不可欠な栄養素であることを知っていたのは、36%のみでした。
この研究に協力した、Vitabiotics社のオステオケアサプリメントのスポークスマンは、次のように述べています。
「私たちの骨は、身体を支えるためだけではなく、心身の健康の基礎となっているのです。」
「各骨の名称は一般的な知識ではないかもしれませんが、本当に重要なのは生涯にわたって骨の健康を維持する方法を知ることです。」
「骨には多くの機能があります。身体を構造的に支えるだけでなく、重要な臓器を守り、身体の動きを可能にし、血液の生産を支え、ミネラルの貯蔵場所としても機能します。」
「骨の形やサイズはそれぞれ異なり、大腿骨(ももの骨)は最大の骨であり、身体で一番小さい中耳にあるあぶみ骨は全長わずか3ミリです。」
- 赤ちゃんの骨は成人よりも数が多い
またこの研究では、赤ちゃんの骨は大人よりも多いことを認識しているのは28%のみであることがわかりました。
人間には生まれた時270個の軟骨がありますが、そのいくつかは成長と共に溶けてなくなり、成人期になると206個まで減少します。
人間の体に206個の骨があることを知っていたのは34%の成人のみであり、約10人に1人が400個以上あると考えていました。
また、3分の1以上が膝の骨の正式名称は膝蓋骨(patella)であることを認識していませんでしたが、頭蓋骨に脳が収納されていることは10人に8人が認識していました。
この研究ではまた、44%の人が骨の健康に重要な栄養素であるカルシウムを十分に摂取できてないと考えており、30%はマグネシウムを十分に摂取できていないと考えていることがわかりました。
身体のマグネシウムのほとんどが骨に見られ、カルシウムと併せて摂取すると、カルシウムを単体で摂った場合よりも骨の強化作用が高まります。
また39%は、ビタミンDの摂取量が足りていないと考えていました。
32%は日常的に乳製品非配合の製品を購入しており、7%は乳製品を完全に含まない食事を摂っていました。
全粒穀物にはマグネシウムが豊富に含まれていることを認識していたのは20%のみであり、アボカドにはミネラルが豊富に含まれていることを知っていたのは4人に1人のみでした。
ほうれん草(60%)やピーナッツ(80%)、ダークチョコレート(81%)にマグネシウムが多く含まれていることも、多くの人が理解していませんでした。
- 骨を支える栄養素
OnePollの研究者らは、83%の人が、20代~30代の時から骨を大事に扱うことが大切であることに同意していることを見出しました。
しかし、約10人に3人は十分な栄養を取ることが重要であることを認識しておらず、25%は若い頃の十分なカルシウム摂取が重要が重要であるとは考えていませんでした。
また、歳を取ってからも体が丈夫でいるように若い頃から十分に気をつかっていた人は、26%のみでした。
王立骨粗しょう症協会(Royal Osteoporosis Society)のスポークスマンは、次のように述べています。
「私たちは人々に、心臓と同じように骨にも気をかけてほしいと考えています。」
「そして、私たちは30歳以下の人たちに、歳を取ってからも丈夫な骨を維持できるよう、食事や運動を通して骨の基礎を作ることを強く勧めています。」
出典:2019年4月17日更新 The Sun 『Most Brits clueless when it comes to the names of their bones』 (2019年6月18日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/8885556/most-brits-clueless-when-it-comes-to-the-names-of-their-bones/
2,000人の成人を対象にした世論調査では、ほとんどの人が私たちの身体について良く理解しておらず、4人に1人がももの骨が大腿骨と呼ばれることを知らないことがわかりました。
そして、前腕の二つの骨、とう骨と尺骨を識別できたのは更に少ない37%のみでした。
また、約20人に1人が、足の大きな骨は上腕骨(humerus)と呼ばれると誤解していました。
恥骨が股関節の骨の一部であると認識していたのは10人に3人以下であり、29%は、体の最も小さい骨が耳にあることを知りませんでした。
10人に一人が、最も小さい骨はつま先にあると誤解していました。
私たちが自身の身体について無知なのは、骨の名称だけではありません。
カルシウムと同様に、マグネシウムが骨の健康に不可欠な栄養素であることを知っていたのは、36%のみでした。
この研究に協力した、Vitabiotics社のオステオケアサプリメントのスポークスマンは、次のように述べています。
「私たちの骨は、身体を支えるためだけではなく、心身の健康の基礎となっているのです。」
「各骨の名称は一般的な知識ではないかもしれませんが、本当に重要なのは生涯にわたって骨の健康を維持する方法を知ることです。」
「骨には多くの機能があります。身体を構造的に支えるだけでなく、重要な臓器を守り、身体の動きを可能にし、血液の生産を支え、ミネラルの貯蔵場所としても機能します。」
「骨の形やサイズはそれぞれ異なり、大腿骨(ももの骨)は最大の骨であり、身体で一番小さい中耳にあるあぶみ骨は全長わずか3ミリです。」
- 赤ちゃんの骨は成人よりも数が多い
またこの研究では、赤ちゃんの骨は大人よりも多いことを認識しているのは28%のみであることがわかりました。
人間には生まれた時270個の軟骨がありますが、そのいくつかは成長と共に溶けてなくなり、成人期になると206個まで減少します。
人間の体に206個の骨があることを知っていたのは34%の成人のみであり、約10人に1人が400個以上あると考えていました。
また、3分の1以上が膝の骨の正式名称は膝蓋骨(patella)であることを認識していませんでしたが、頭蓋骨に脳が収納されていることは10人に8人が認識していました。
この研究ではまた、44%の人が骨の健康に重要な栄養素であるカルシウムを十分に摂取できてないと考えており、30%はマグネシウムを十分に摂取できていないと考えていることがわかりました。
身体のマグネシウムのほとんどが骨に見られ、カルシウムと併せて摂取すると、カルシウムを単体で摂った場合よりも骨の強化作用が高まります。
また39%は、ビタミンDの摂取量が足りていないと考えていました。
32%は日常的に乳製品非配合の製品を購入しており、7%は乳製品を完全に含まない食事を摂っていました。
全粒穀物にはマグネシウムが豊富に含まれていることを認識していたのは20%のみであり、アボカドにはミネラルが豊富に含まれていることを知っていたのは4人に1人のみでした。
ほうれん草(60%)やピーナッツ(80%)、ダークチョコレート(81%)にマグネシウムが多く含まれていることも、多くの人が理解していませんでした。
- 骨を支える栄養素
OnePollの研究者らは、83%の人が、20代~30代の時から骨を大事に扱うことが大切であることに同意していることを見出しました。
しかし、約10人に3人は十分な栄養を取ることが重要であることを認識しておらず、25%は若い頃の十分なカルシウム摂取が重要が重要であるとは考えていませんでした。
また、歳を取ってからも体が丈夫でいるように若い頃から十分に気をつかっていた人は、26%のみでした。
王立骨粗しょう症協会(Royal Osteoporosis Society)のスポークスマンは、次のように述べています。
「私たちは人々に、心臓と同じように骨にも気をかけてほしいと考えています。」
「そして、私たちは30歳以下の人たちに、歳を取ってからも丈夫な骨を維持できるよう、食事や運動を通して骨の基礎を作ることを強く勧めています。」
出典:2019年4月17日更新 The Sun 『Most Brits clueless when it comes to the names of their bones』 (2019年6月18日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/8885556/most-brits-clueless-when-it-comes-to-the-names-of-their-bones/