自閉症の子供のために新学期へのヒント
2019年9月6日(Healthday News)-自閉症の子供とその両親にとって、新学期が始まり学校に戻ることは特にストレスである可能性がありますが、 それは準備と習慣を確立することで容易になります。
ロサンゼルス小児病院には、両親が子供の新学期をより良くスタートさせるための手助けとなるヒントがあります。
時間があれば、授業が再開される前に学校を訪問するように頼んでみましょう。
許可を得て、学校内の遊び場、教室をまわり、また、先生の写真を撮り、子供むけに絵本を作成します。
校長先生とその子供がどのような手助けが必要であるかについて話し合ってください。
その学校の自閉症スペクトラム障害(ASD)の子供の経験と、ASDのある子どもと学校の職員がどのように連携するかについても質問します。
可能であれば、学校が始まる前に担任の先生に会い、子供の長所とニーズ、座席や子供の注意散漫となる可能性などについても話し合ってください。
特に子供の教室や担任の先生、または学校そのものが変わる場合は、前の学年から引き継いで少なくとも1つのことを一貫させ行ってください。
たとえば、子供の補佐をしてくれる人に子供が満足している場合は、同じ人に依頼しその状況を保つようにしてください。
子供に前の年に一緒だった友達や前の年の活動での写真を見せて、学校についての会話を積極的に行ってください。
自宅で「学校ごっこ」をすることは、子供がこれから始まる活動に慣れるのを助け、不安を和らげます。
あなたの子供が新しい学校へ行き始める場合、もし同じ学校へ行く友達がいる場合、子供にはその子たちが新しい学校へも一緒に行き、 一緒に新しい冒険をすることを伝えましょう。
【以下のウェブサイトより引用】
Back-to-School Tips for Kids on the Autism Spectrum
HealthDay