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若者のメンタルの問題はテクノロジーのせいではない

2019年9月10日(HealthDay News)-広く信じられている信念に挑戦する新しい研究によると、スマホやインターネットに時間を費やすことは10代の若者のメンタルヘルスには害を与えないようです。

「スマートフォンやソーシャルメディアが10代のメンタルヘルスにとって良いか悪いかについて議論するのをやめ、オフラインとオンラインの時の両方で彼らを最善にサポートする方法を考え始める時が来ているのかもしれません。」

と研究の共著者であるキャンディス・オジャース博士は述べました。

彼女は、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の心理学の教授です。

この研究で、研究者はノースカロライナ州の公立学校に通う10歳〜15歳の2,000人以上を調査し、そのうちの約400人に対して2週間にわたりスマートフォンで追跡を行いました。

若者たちは、毎日3回、精神的な症状と同様に毎日のデジタル技術の使用について報告しました。

より多くの種類のデジタル技術を使用したり、また、より多くの時間をその使用に費やしたりしても、精神的な健康が悪化することはなかったと研究者らは報告しています。

報告によると、デジタルテクノロジーの使用とメンタルヘルスの関連が見つかったものの、それらは軽微でまた肯定的なものでした。

たとえば、より多くテキストメッセージを送信した参加者は、テキストメッセージを送信した頻度が少ない参加者よりも気分が良いと報告しました。

研究の共著者であるミカリン・ジェンセン博士は、UCIのニュースリリースで次のように述べています。

「スマートフォンとソーシャルメディアは青少年の精神面の健康を損なうという一般的な信念に反して、スマホやネットを見て過ごす時間が精神的な健康問題のリスクの増加と関連しているという考えがさほど支持されないということです。」

ジェンセン博士は、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校の心理学科の助教授です。

この報告は最近、臨床心理学誌(the journal Clinical Psychological Science)のオンライン版で発表されました。

 

【以下のウェブサイトより引用】

Don't Blame Technology for Young People's Mood Problems: Study

Health Day