若者の電子タバコの使用は減少もまだ人気がある
2020年9月9日 - 電子タバコを使用する米国の若者の数は、2019年の540万人から今年は360万人に減少しました。
しかし、新しい政府の調査では、電子タバコは依然として10代の若者の間では危険な流行です。
「米国の若者の間での電子タバコの使用の減少は注目すべき公衆衛生の成果ですが、私たちの仕事は終わりにはほど遠いものです。」
と、米国疾病対策センター(CDC) のロバート・レッドフィールド博士はセンターのニュースリリースで述べました。
「若者の間で、電子タバコの使用は依然として蔓延しており、CDCはこの予防可能な健康リスクから若者を保護する取り組みを支援することを約束しています。」
National Youth Tobacco Survey(全国青年タバコ調査)のデータを分析したところ、現在の若者の10人に8人は風味付き電子タバコを使用していることがわかりました。
フルーツ、ミント、メントールの風味の電子タバコの使用は、若いユーザーの間で一般的でした。
米国の中学生と高校生での調査が1月16日から3月16日まで行われ、それらの調査結果はCDCと米国食品医薬品局の研究者によって分析されました。
データによると、2020年には高校生の19.6%と中学生の4.7%が電子タバコを使用していましたが、2019年の電子タバコの使用はそれぞれ27.5%と10.5%でした。
2019年と同様に、2020年に、事前充填済みポット/カートリッジタイプが若者の電子タバコ使用者の間で、最も一般的に使用されるタイプでした。
ただし、2019年から2020年にかけて、高校性の電子タバコユーザーの間で使い捨て電子タバコの使用が2.4%から26.5%(1,000%増)に増加し、また、中学校の電子タバコユーザーの3%から15.2%(400%増加)に増加しました。
この調査結果は、CDCの罹患率と死亡率の週報( the CDC's Morbidity and Mortality Weekly Report)で9月9日公開されました。
「これらの調査結果は、たばこ製品の新たな傾向に歩調を合わせながら、青少年のたばこ製品の使用を削減するために働く戦略に、引き続き焦点を当てることの重要性を強めるものです。」
と、CDCの慢性疾患予防および健康増進センターの所長である、カレン・ハッカー博士は述べました。
「国、州、地方のレベルでこれらの戦略を実施することは、電子タバコを含む若者のたばこ製品の使用を防止および削減するためには不可欠です。」
とハッカー博士は付け加えています。
「若者の電子タバコの使用減少は朗報ですが、FDAは現在電子タバコを使用している360万人の米国の若者について非常に懸念しており、私たちは若者の使用を抑制するために何か対策を行う必要があることを認識しています。若者による電子タバコの使用は依然として公衆衛生上の危機であり、私たちは、今日取っている新しい行動を含め、私たちはそれを阻止するために可能な限りのことを行います。」
と、FDAのコミッショナーであるスティーブンハーン博士は述べています。
【以下のリンクより引用】
Youth Vaping Down, But Still Popular: CDC
Healthday