英国公衆衛生庁が勧告：妊娠中の女性の水疱瘡にアシクロビルをオフラベルで使用

英国公衆衛生庁（PHE）は、妊娠20週以上の女性で、水疱瘡にかかる恐れのある場合に、その予防としてアシクロビルを投与することを推奨しています。

PHEは、妊娠20週の女性において、感染危険が疑われる7日～14日までの間に、アシクロビル800mgを1日4回投与することを推奨しています。

また、バラシクロビル1,000mgを1日3回投与することもできます。

アシクロビルは妊娠中の使用は推奨されておりませんので、PHEは、この適応に対するこの薬物の使用はオフラベルで承認しています。

PHEは、この薬剤の妊娠中に使用することの安全性に広範な証拠があり、推奨用量は小児科ロイヤルカレッジのガイドラインや児童保健に関するアドバイスに沿っているとしています。

この指針は、アシクロビルまたはバラシクロビルを投与する必要がある、妊娠20週以上の免疫抑制された女性にも適用されます。

更新されたアドバイスは、ワクチンの全国的な不足のために妊娠初期の20週間以内に水痘または帯状疱疹の危険性がある妊婦にVZIGワクチンを使用することを制限した7月からの身体ガイダンスの指針に従っています。

PHEは、免疫抑制患者にもこれらの制限を拡張しています。

【以下のウェブサイトより引用】